旧サブカル・カムカム

メインコンテツの更新は別ドメインにて、引き続き行なっています。社会人になっても、アニメやゲーム、マンガをじっくり楽しみたい!管理人が別格で好きなアニメ作品は『Darker Than Black−黒の契約者−』と『機動戦士ガンダム00【ダブルオー】』。
 

シャドウハーツ/プレイ日記/感想

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シャドウハーツ感想/プレイ日記02/PS2/アルゼ

 前回(一週目)の記事が軽く四年近くも前で驚く。今回は二週目でかつすでにネメトン修道院跡まで進んでいて、前回の記事とは直接的に繋がりがないことを記しておきます。

 今度こそはと挑んだ『もめんの白パンツ』だったけれど、この週でも取り逃してしまったことがすでに確定している。福引やらないとダメなのか。亜細亜編の一部の人は会うだけで済ましてしまったよ。

『クロノ・トリガー』と並行して、遊んでいるせいか、作中とくにタイムトラベル要素はないものの、「やり直し」の効かなさを随所に感じる。2と比較してあまりに多い制限付きのイベントやルーレットを使うゲームシステム。そして、作中の数々のエピソードは、やり直しが効かないからこその一回こっきりの物語。

 作中ウルと敵対することになる人物の多くは、この「やり直し」を求めている。母の命を蘇らせようとするジャックや十五年の前の鬼門御霊会をやり直そうとする徳壊、アルバート・サイモン枢機卿に至ってはこの世界を一度破壊して再生すると宣う。枢機卿に関しては、数百年前に一度潰えた理念、デモクラシーの再演という意味でもやり直し。この作品は1913年が舞台だけれど、もう百年ほど先を彼に見せてあげたかった。

 一方で、ウルたちはそうした「やり直し」を求めない。ハリーの母クーデルカを助けに行く際、ウルがいつになくやる気を見せているが、これは自身が亡くした母を助けるという代償行為ではないんですね。だから、ハリーに一言「今自分ができることをやれ」という風な発言に繋がっていく。この辺りの対比が、ラストバトルまで鮮やかに続いていくのが見事。

『シャドウハーツ』感想/プレイ日記01

 それは、ある凄惨な殺人事件から始まった。
 特別な力をもった少女をめぐり、広大なユーラシア大陸に邪悪な野望が渦巻く。
 人は何のために生きるのか?
 それぞれの想い、思惑、謀略が運命の輪と共に回り出す。
 20世紀初頭、混乱の時代を舞台に父と子の厚き物語を壮大なスケールで描く全く新しい形のファンタジーがここに完成!
 あなたには守るべきものがありますか?


 というわけで、『シャドウハーツ』のプレイ日記を始めます。第一次大戦直前の現実世界が舞台のRPGです。とはいっても、空飛ぶ英国紳士はいるし、化け物に変身する狐面の男がいたりで、立派にファンタジーしてますけれど。
 こういう多国籍なノリって好きなんですよね。ごちゃ混ぜ感が実に良い感じ。てか、アジアンテイストなファンタジーが結構好きなのかな。何かオススメとかあるんだろうか?



<大陸特急>

 ゲーム冒頭、日本軍に護送されている少女、アリスの元に一人の英国紳士が現れます。ロジャー・ベーコンなる、その紳士は、アリスを誘拐しようとして……、そこに現れるのが、我らがウル(主人公です)。
 ヒーローは遅れてやってくるもの、というセオリーを忠実に守っている辺り、非常に好感を持てますが、負けます。ロジャー・ベーコンに挑みますが、思いっきり負けます。

<平原>

 とはいっても、なんだかんだでベーコンから逃げ延びますが、今度は狐面の男が現れ、また負けます。開始二十分程度で、二回も強制敗北するゲームは初めてです。先行きが不安になってきた。

 さて、肝心の狐面の男ですが、どうも彼は死んだウルの父らしく、「マリス」という、怪物を倒し続けるとたまっていく負の感情(悪意)がピークになると、現れるそうな。ようは、「死神」みたいなもの。正直勝てる気がしないんで、たびたびウルの心の世界であるグレイヴヤードに行って、「マリス」を浄化して来なきゃいけません。

 あと、戦闘を続けていると属性別に魔物の魂がたまっていくんですが、これが一定量貯まると、その属性のフュージョンモンスターと戦えます。これを倒すと、ウルがそのモンスターへと変身できるようになるんで、戦闘が随分ラクになります(仲間が持っていない属性をカバーできるんで)。

<朝陽村>

 別名「人喰い村」。初めて訪れる村が、「人喰い村」です。ぶっ飛んでます。しかも、謎の声によって警告されているのにも関わらず、突き進むウルとアリス。で、はっきりと「人喰い村」だとわかったときの、ウルの台詞。

「どうやら、あの声が言ってた通り、ここは人食いの村ってわけだ」(ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ)

 何というか、作品そのものが醸し出している雰囲気は暗いんですが、結構笑い所があって、イイバランスです。てか、ウルが良いんですよね。

 ここでは、近隣の村からの依頼を受けて、やってきた陰陽師、朱震上人の助けを借りて、化け猫退治。ちらほらと全体像が見えてくるわけですが、そんなことよりも、朱震上人と一緒にやってきた「さすらいの梅元」の方が気になる(苦笑)。説明してませんでしたけど、本作ではジェッジメントリングというルーレートを戦闘とか一部のイベントで使用するんですが、梅元は鍼を打つことでそのルーレットのヒットエリアを広げてくれたり武器の威力を上げてくれるわけです。
 そこまでは良いんですが、この人オネエ言葉使いで、若い男に興味があるようなんですよ(梅元は当然男な)。何か触られたくねー、と思って、一度も使ってません(笑)。まあ、ヒットエリアも武器の威力も初期のままで十分というのもあるんですが。
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