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アセム編第一話、何やらものすごく面白かったです。これ、何でだろう? と考えていたんですが、単純にガンダムの殺陣が面白いというほかは、偶然の産物だと一旦納得。でも、これぞ保留の精神だ(笑)。
感想を書いていないことからもよくわかるとおり、AGEにまったくハマれず、飛ばし飛ばしで視聴。またはまとめサイトやTwitterなどでざっと感想を眺めて、どういう展開なのかというのがおぼろげながら理解している、そんな状況。
でも、それって、まさにアセムがフリットに対して持っている情報量と一緒ですよね。というか、過去の偉人に対して抱く、ほぼ普遍的な感覚に近い。
なんか凄いことをやったのは知ってるけれど、詳細や真実は知らないという。とくに感情などは、想像はできても実質は決してわからない。
Twitterでつぶやいたときは、『空の軌跡』というゲームタイトルを引き合いに出していたのですが、この作品にはカシウスという偉人が登場します。主人公たちの父親にして元英雄。そんな彼の逸話などが現代の人によって語られ、だけど、直接的に現役時代が描かれることはない。
その現役時代が描かれていたら、きっとげんなりしていただろうな、と。それが、もしかしたら、ガンダムAGEに対する違和感に通じていたのかもしれない。AGEって、ようはその過去の英雄、偉人を現在進行形で描こうとした物語なのですよ。
本来なら省略され、その偉大さだけが追認される偉人を正面から描こうとしたのが、『機動戦士ガンダムAGE』という作品だった。結果という話をすれば(僕は未視聴ですが)、ファーストガンダムはアムロが偉人として描かれることになったのかもしれませんが、それ(英雄だった時代の先)があることを前提に作られたわけではなかった。
だけど、AGEはフリットが偉人になっていく過程を描くことがわかっている。それは、やっぱり普通の物語展開ではないですし、描くの自体が難しい。偉人って、やっぱり過去にしかいないですから。
だから、フリットの戦いを中途半端にしか知らない自分は、ちょうどアセムやらあの時代の人たちと同じような感覚で、フリットの姿を追えるのではないかな、と。それが偶然にも面白さに繋がっていた。でも、過去に戦争があって、英雄がいて、現在では偉人扱いされて、それに憧れる少年がいるというのは、ある意味で非常にわかりやすい物語の導入ですね。
三世代を描くということで、AGEはそれを順に描いてしまったけれど、もしかしたら、先にアセム編をやってしまって、フリット(過去の真実の開示)、キオと進むという選択もあったのかもしれない。あまりにアセム編が面白く感じられたので、即見ていないフリット編を見ようかと思ったのですが、今はひとまずアセム編を終わってから、フリット編を見てみようかと考えております。あまり褒められた視聴スタイルではないですが、もしかしたら、AGEを楽しむフックになるかもしれません。

HG 1/144 AGE-2 ガンダムAGE-2 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

英雄伝説 空の軌跡FC PSP the Best
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