「クラスで浮いているのか?」(鳴上悠)

 TVアニメ『ペルソナ4 THE ANIMATION』#8「We've lost something important again」のネタバレ感想です。来春にでもPSVitaで『ペルソナ4ゴールデン』が出るため、『ペルソナ4』はそれを待つとしても、前作の『ペルソナ3』はまた買ってしまうかもしれん(DL版だとそのままPSVitaでも利用可能ですし)→買っちゃいました。


 というわけで、林間学校。水着回。大体どんなアニメの感想を書いていても、サービスシーンなどには目もくれず、感想を書き殴っている自分ですが、今回ばかりは触れずにはいられない。

 雪子と千枝の水着姿、イイ。

 陽介は本当になんであれほどまでにぴったりの水着を用意することができたのか謎であるものの、よくやったよ。自分の欲望に忠実すぎる彼の姿に、勇気をもらった。これぐらい、自分の感情に忠実で良いんだな。

 ある意味で、これだけ彼が素の自分を出すことができるようになったのも、これまでの戦いがあったからだと思うと胸が熱くなるな……。非日常の戦いに没入すればするほど、日常の学園生活が楽しくなっていく(当然逆もしかり)という、『ペルソナ3』以降の展開を忠実に再現していっていて、いやぁ、本当に毎回毎回ただ見ているだけで楽しいですよ。

 僕は「考えて楽しむ」タイプの人間なので、こうした楽しみ方ができること自体が希有だなぁ。

 ただ考えてみれば、ゲームは大体こういう楽しみ方をしているような気がするので、アニメの楽しみ方というよりは、ゲームの楽しみ方に近いのかもしれない。そういう意味で、ゲームのアニメ化という意味でこれほどまでの再現度を発揮しているのはなかなかないんじゃないかと。ゲームをやっているときの感覚をこれだけ呼び覚まさせてくれるんだから。ふつふつとBlu-rayに対する購入欲があがっていってます。



 公式カップリング(公式コンビでも可)みたいなものがあるのかどうかはわからないですが、一応アニメでは鳴上と雪子、陽介と千枝みたいな組み合わせなんだろうか。夜のテントでの、同衾騒ぎに悶えてしまった。イイ。鳴上と雪子の初々しい感じも、陽介と千枝の馬鹿馬鹿しい感じもどちらも微笑ましいので、アリ。

 完二は直斗との組み合わせが容易に想像できるし、となると……りせちーはクマなのか。この辺りは、おそらくテーマ的にも対になっているキャラではあるな……。

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