「俺は何も見なかった!」(大文字隼)

『仮面ライダーフォーゼ』第二話「宇・宙・上・等」のネタバレ感想です。エクシリアをプレイしている間、見ていなかったので、今更のように感想を。


 今週も面白かった。ディケイド以降の「繋がってる」感(深みのある部分)を楽しみながら、基本的には、勢いで見られるというのは、良い塩梅。まあ、平成ライダーは大体どれもそんな感じですが。

 いやぁ、それにしても、大文字さんが素晴らしいな。学園ヒエラルキーのトップに君臨されているお方だけど、三浦がゾディアーツに変身後、ユウキや野座間友子たちと同じように陰から覗いている辺りがツボにハマった。彼からはカブトの矢車さんのような空気を感じる。彼の目の前には、転落人生が転がっているようにしか思えないよ。そういう意味で、最終的には、いちばん人気が出そうなキャラだと予想、ネタ的な意味で

 前回の感想でも書いたけれど、大体読みは当たってそうかな。早速コスモパワーで宇宙に行っちゃったけれど、三浦に大文字を見返すなら不思議パワーに頼ってるんじゃねぇと諭す辺り、やはり自力で宇宙に到達する(ナレーション通り、宇宙を掴む)物語になりそう。あと、前作からの視聴者組としては、オーズで映司がなかなか辿り着けずにいて、最後にようやく辿り着いた場所に、弦太郎がすでにその場所にいるのがいいな。今回弦太郎があっさりと自分ではゾディアーツの主は見つけられないと認め、歌星に頼る。ちゃんと「繋がってる」。

 で、賢吾は賢吾で、素直に弦太郎の手を掴めないのがイイ。こっちはやはりというか、腕しかなくてできることが限られていたアンクを彷彿とするところ。最終的には、アンクは納得して、映司の手を掴まなかったけれど、フォーゼでは何とか手を繋いでもらいたいな。賢吾と現タオルが手を掴むシーンが、前半のクライマックスだと予想。

仮面ライダーフォーゼ フードロイドシリーズ 01 バガミール
仮面ライダーフォーゼ フードロイドシリーズ 01 バガミール
仮面ライダーフォーゼ フォーゼモジュールチェンジシリーズ01 ベースステイツ
仮面ライダーフォーゼ フォーゼモジュールチェンジシリーズ01 ベースステイツ

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