「まさに牽制球だな」(シンドウ・スガタ)『STAR DRIVER 輝きのタクト』第十話「そしてマリノの初恋」のネタバレ感想です。きっちり「三人の物語」が進んでいってますねー。
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「マリノとボクが好きになるものは、いつもいっしょだもん」(ヨウ・ミズノ)
前回マリノさんがミズノの秘密を暴露したのに対して、今回はミズノさんがマリノさん自身も気づいていない恋心を敏感に察知。ミズノが日死の巫女だということは是が非でも隠したいものなんだけど、マリノさんのタクトへの恋心はどちらかというと、もっとオープンにしていきたい気持ちで、ずいぶんと対照的ですね。
そんなお互いの「秘密」はまったく違うものだけど、やっぱり二人は似ている。というか、これはストレートに「同じ存在」っぽいですよね、今の所。
双子の姉妹。
ミステリーならば、「成り代わり」を真っ先に疑いたくなる設定なんだけど(笑)、ついでに昔の二人が今とは真逆なのもそうした想像を駆り立てるんだけど、多分大丈夫だよね? そこは外してこないかなぁ、と思ってます。
姉と妹。
お母さんが南十字島にいるときはそうでもなかったんだろうけど、(サカナちゃんとは違ってネガティブな意味で)母が島から出ていった後、二人は変わってしまったんだろうなぁ。たった二人でこの島を生きていくために、「大丈夫の呪文」を携えて。
いつもは優等生であるマリノさんが、綺羅星十字団にいるときはミズノのような電波系の仮面を被っている。それじゃあ、ミズノが演劇の時に被る仮面は何なんだろうか? というところに、興味が湧いてくるなぁ。
普段のマリノさんのような演技なのか、それともまったく別の姿なのか。
今は「好きなもの」――というか、好きな人――だって、一緒になってしまうぐらい二人は似ている。だけど、これからもそうとは限らないし、何よりもまったく違うからこそ、スガタとタクトのように時にぶつかり合い、そして、お互いの力になれたりするんだよなぁ。
「きれいな目の色まで、ホントにそっくり」(ツナシ・タクト)
という意味では、これからマリノさんがどう変わっていくのか。具体的にいえば、マリノさんのタクトへの想いが(ミズノと比較して)どういう風に変わっていくのか、っていうのがポイントかなぁ、と思ってます。ミズノがこのままタクトのことが「好き」のままだったら、マリノさんの方が「嫌い」になっちゃったりするのかなぁ、とも思っているんですが、どうでしょうね(個人的に、マリノさんにはタクトのことを想っていてほしいんですが)。
#あるいは、アイス当てを外すという形で二人の変化を表現するのかも?
何にせよ、マリノさんが変わって、初めて「大丈夫の呪文」の本当の意味がわかるというお話になっていきそうですね。
片身分かちた 矢が男性
信じないと効かない呪文。
なぜ信じないと効かないんだろう? と率直に思ってしまうんですが(笑)、これはもしかすると、ここ数話のサイバディ戦にヒントがあったりするのかなぁ、と。前回(第9話)からが「日死の巫女」編のスタートだと思うんですが、次に11話含めて、ここ三話タクトは一人では勝ってないんですよね。
9話はスガタの剣術指南の甲斐あって、
今回はミズノの「大丈夫の呪文」の力を借りて、
そして、次の11話はスガタの「王の柱」と合わせて、
初めてタクトは綺羅星十字団を撃退している。自分一人の力では、決して、ない。同じ「一人」の力ではなく、「二人分」の力でもって。
「いいの。ボクは呪文をあげる人で、使う人じゃないんだ」(ヨウ・ミズノ)
自分は使う人じゃなくて、あげる人っていうミズノちゃんの考え方は、なんか良いなぁ、と思ってしまいます。ずっと「王の柱」で相手を攻撃する(それはタクトと同じ戦いだよね)ことばかり考えていたスガタが、次回別の形で力を貸す辺りなんかも、同じですよねぇ。そういうことって、相手のことをちゃんと信じてないと、できない。
だから、マリノさんはミズノの呪文を信じているのではなくて、ミズノ自身を信じてるんだろうなー。
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「この三人が一緒にいるの、なんだか久しぶりだね」(アゲマキ・ワコ)
日死の巫女の方はタクトを加えた三人で物語が進んでいくっぽいので、こちらはこの三人(ワコ、スガタ、ケイト)になるのかな?
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「夏の風だ。今年も来た」(ヨウ・ミズノ)
そして、「別れ」の冬(そして、再び「出会い」の春)へ突入していく、と。
→前回第09話「そんなミズノの初恋」の感想へ
→次回第11話「サイバディの指摘活用術」の感想へ
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