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『STAR DRIVER 輝きのタクト』第一話「銀河美少年」のネタバレ感想です。OPへの入り方が格好良いな。綺羅星!!
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「颯爽登場! 銀河美少年!」(ツナシ・タクト/銀河美少年)
おー、すげえ、ワクワクする始まりだなぁ。このテンションについて行けるかどうかが、この作品を見続けられるかどうかの指針になりそうだ。初見での感想はといえば、ノリで楽しめる軟派な部分と、色々と深みを感じさせる硬派な部分、どっちもありそうで安心しました。これは面白そうだ。さあ、上げていこうか!!(←とりあえず叫んどきたい(笑))
「サイバディに乗り込めるぐらいで、調子に乗るなよ!」(レイジングブル)
「そういうおまえは、乗り込んでいないようだな!」(銀河美少年)
で、あっさりこのノリについて行けなくなった(笑)、レイジングブルことホンダ・ジョージは退場すると。いや、まだわからないですが。
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「ごめん、今の、わたしのお腹……」(アゲマキ・ワコ)
一話だけで二度も鳴っているワコのお腹ですが、ギャグ描写っぽく見せて、作中テーマとリンクしてそう。綺羅星十字団は仮面を付けている(自らを秘匿している)のと対比するように、この誰もが思わず隠したくなるようなお腹の音を隠さず晒しているワコ。それは銀河美少年が顔を出しているのもいっしょ。ワコもサカナちゃんという巫女も、脱いじゃうのもいっしょ。
顔を隠して、青春なんか謳歌できねえよ、と。
(偽りの)仮面、コードネーム、家と、「自分」を隠すようなものはいくつもあるけれど、本当に青春を謳歌しようものなら、それはできない。シンドウ・スガタは家の「しきたり」だからと、ワコとの婚約に何かしら思うところがある。
だけど、最初の海辺でのやり取りを見る限り、本当に彼女のことを想っている人なんじゃないかなぁ、と思うわけで。どちらかというと、彼女のことが好きなのに、自分の立場上何もできない、そんな切ない人のように思えた。どうも「四方の巫女」はあの島から出られないということなので、スガタはワコを外に連れて行ってやれることができない。でも、外からやってきたタクトなら……という、そんな気持ちなのかもなぁ、と。
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