「おまえ、何なんだ?」(アンク)
『仮面ライダーOOO【オーズ】』第三話「ネコと進化と食いしん坊」のネタバレ感想です。iPhone4が出ていたけれど、apple協賛なの?
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「そんなの、待てないね」(火野映司)
これ、うまい設定だなぁ。映司の性質上、どうしてもヤミーがメダルをため込む前(つまり、周りに被害を与える前)に倒してしまう展開になりそうなところに、この設定。
今回のヤミーは人間に寄生し、メダルを貯め込むまでは出てこない寄生型。映司はオーズに変身するも、人間体なので戦えないという。メダルを貯めるというアンクの物語と、人を助けるという映司の物語は、なかなか動かすの難しそうだなぁ、と感じたので、あっさりと飛び越えられた感じ。
いや、おおっすげえ、とか思っていたら、あの場面でアンクが割って入って、よくわからなくなりましたが(笑)。映司は人に攻撃できないんだから、放っておいても良かっただろうと。あれは自分が間に入ることで、映司を引きつける目的だったんだろうか。アンク、身体張って、メダル集めます。
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「それでも……、それでも! 何もできないよりは!!」(火野映司)
無欲に思われた映司にもやっぱり「欲望」があったようですね。何も持っていないけれど、この欲――(助けられなかった)人を助けたい――だけは捨てられない。多分この物語、「欲望」自体はそこまで否定的に描いているわけではないと思っているんですが(欲望自体は誰もが持っている)。だからこそ、積極的ではないにしろ、映司もアンクのメダル集めを手伝っている。
それは第一話の宝石おばちゃん然り、今回の大食いお兄さん然り。つーか、大食いお兄さんなんて、廃棄処分されかねないコンビニ弁当をあれだけ買い込んでくれている辺り、経済活動に貢献しまくりですね。やばい、作中善のキャラだったのか、おのおにーさん(なんだってー)。
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