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『ハートキャッチプリキュア!』第九話「スカウトされたお父さん!お花屋さんをやめちゃいます!?」のネタバレ感想です。
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今週の見所ベスト3は以下。
■第3位 大人だって、悩むんです。
デザトリアン化するのは子供だけではなかったっていうのが、えらい新鮮。つぼみさんがご両親に寂しいと言えなかったように、小畑さんは研究したいと言えなかった。総じて、今回は自分の気持ちをちゃんと言えるのか(言語化できるのか)というお話だったのかなぁ、と。
これ、もちろんどちらか正しいというわけではないと思うんですけれど、基本花咲さんが「言語化しなくても……」派で、来海さんが「言語がしなきゃ」派となっている。で、多分それがお互いの決め台詞に関わっているんですよね
内面でいつまでも悩んでしまう花咲さんだからこそ、それに限界が来て「私、堪忍袋の緒が切れました!」という決め台詞なんだし、とりあえず言語化してもらって、何でも受け入れる来海さんだからこそ、「海より広い私の心も、我慢が限界よ!」なのだろうと。
自分の気持ちをはっきり言うのか言わないのかは、結局答えが出ない話題ではありますが、スナッキーさんがその辺り一つの答えを出しているのが面白かった。スナッキーさん、何気にハイスペックです。明らかに面倒くさそうな上司、コブラージャ様に対して、はっきりと言わずとも思い通りにしてしまうという。やばい、スナッキー、社会人力高いわ。
■第2位 ご両親はお花畑で、娘さんは……
お花畑でお互い一目惚れ→一ヶ月で即結婚。乙女ロード一直線という感じのご両親に比べ、娘さんはひどい。生徒会長さん素敵→実は女の子でした。和服姿のお兄さん→出会いは近所の公園。彼女に、もう少し素敵な出会いを。
■第1位 春のひまわり
これはじんわり来るなぁ。春に咲くひまわりを新種として開発しようっていうお話でも良いんだけど、ちゃんとそこは途中経過(というか、現状)として捉えるという。これ、「変わる-変わらない」というストーリーラインとも考えられる場面ですが、「変わらない」ことがなぜ良いかというと、それはそれで素敵だからだよなぁ。それは「春のひまわり」とたとえるパパさんが素敵すぎる。
→ヘヴィリピート中

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