「実は、私……、昔はプリキュアだったの」(花咲薫子)
『ハートキャッチプリキュア!』第二話「私って史上最弱のプリキュアですか??」のネタバレ感想です。おばあちゃん、衝撃のオープンマイハート。
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「友達を助けるには、つぼみがプリキュアになって、デザトリアンを倒すしかないですぅ」(シプレ)
中学生女子、ホント大変だな、と思ってしまった。友達をつくるためには、プリキュアになって戦って行かなくちゃいけない。相方には散々「史上最弱のプリキュア」といわれつつも、立ち上がるつぼみさん格好良い。
プリキュアへの変身がストレートに内面外面を兼ねた「変身」になっているわけではないのが面白いですね。変身して、すごいスペック持ちになるんだけど、心がついていかない。結局、一度目の変身ではつぼみさんは変われなかったわけですね。それがおばちゃんの衝撃のオープンマイハートを経て、再び変身。友達のために戦う、本当の「変身」。地味にシビアなプリキュア世界への挑戦。
いや、真面目な話すごい格好良いストーリーラインになってますよね。誰の心にも、世界でたった一つの「心の花」がある。だけど、サソリーナのような砂漠の使徒が、それを枯らそうといつも狙っている。それを戦って、守るプリキュアと。
世界に一つだけの花はいつも誰かに狙われていて、それを守るためには、自分で戦わなくちゃいけない、というストーリーラインがストレートに格好良い。
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「白いシクラメンの花言葉は、純潔」(花咲薫子)
だから、えりかさんもそのピュアな心を自分で守らなきゃいけない。自分の思っていることはすぐ言葉にしちゃって相手を傷つけて、お姉ちゃんに言われた言葉には自分が傷ついて、ずいぶんと生きづらそうだけど、その素直な心を誰もが折ろうとするけれど、それでも「心の花」は自分で守らなきゃ。
ということで、次回のキュアマリンへの変身がすごく楽しみ。
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「公園の前で倒れていたので、ここに連れてきたのよ」(花咲薫子)
さらっと正しいことをいっちゃうおばあちゃん。心パフィームの件といい、おばあちゃん怪しすぎるんだけど。これだけ怪しければ、逆にミスリードだろうと。なので、あのイケメンはコッペ様(人間Ver.)だと大穴予測する。
→前回第01話「私、変わります!変わってみせます!!」の感想へ
→次回第03話「2人目のプリキュアはやる気まんまんです!」の感想へ
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