「ここには! オーガンダムとエクシアと、俺がいる!!」(刹那・F・セイエイ)

 ダブルオーガンダム起動がひたすら熱かった、第二話「ツインドライヴ」の感想です。


「ここには! オーガンダムとエクシアと、俺がいる!!」(刹那・F・セイエイ)

 遠い昔、ソラン・イブラヒムの「命」を救ったオーガンダムと、かつて刹那・F・セイエイと共にあの戦いを生き抜いたガンダムエクシア、二つのガンダムが今ここに! 彼らがいたからこそ、俺は今ここにいる!

 やべー、これはひたすら熱かった。

 作品のギミック的には、人工生命体であり「人間」ではないティエリア・アーデでは起動できなくて、「人間」である刹那には起動させられるっていうところに、色々と妄想できそうだけど、そんなことはどうでもいい! ただこの展開に燃えるのみ。



「なんだ、あのシステムは?」(リボンズ・アルマーク)

 すべてを俯瞰し、見下ろし、掌握しているはずのリボンズさえも知らないダブルオーのツインドライヴシステム。これは、周辺情報を抑えているとさらに面白い部分じゃないかなぁ。

 というのも、小説版より、オーガンダムのパイロットがリボンズらしく描かれていたり、ドラマCD「Road to 2307」より、ヴェーダのデータを改ざんして、エクシアのパイロット候補に刹那をねじ込んだのが彼みたいな描写があるわけですよ。すなわち、刹那が今なお生きているのもリボンズのおかげですが、今なお刹那が戦っているのもまたリボンズのせいだという。しかもそれらはリボンズの余興っぽいところがあり、もしかしたらイオリアの計画に入っていない部分だったりするのかなぁ、と。

 ソラン・イブラヒムの運命に介入し、刹那・F・セイエイという余興を作り出したリボンズ・アルマークが、その刹那に驚かされるという展開は、傍目から見て、ひたすら気持ちよかったよ。予想外の行動に出るのがやっぱり「人間」だよねー。



 そして、そして、前期から全く出番がなかったマリナ様が今期もまた不憫な様を見せるのがとても切ない。いやぁ、とかいっても、この文章第三話を見てから書いているので、ヒロインヒロインしているマリナさんも見ているわけですが、これはこれで違和感がある(笑)

→小説

機動戦士ガンダム00  (1)ソレスタルビーイング (角川スニーカー文庫 0-75)
機動戦士ガンダム00 (1)ソレスタルビーイング (角川スニーカー文庫 0-75)


→ドラマCD

CDドラマ・スペシャル 機動戦士ガンダムOO アナザーストーリー「Road to 2307」
CDドラマ・スペシャル 機動戦士ガンダムOO アナザーストーリー「Road to 2307」


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