「思い出せ、本当のおまえを」(C.C.)

 第01話「魔神が目覚める日」の感想です。とりあえず、思ってもいないことを殊勝に語るバニーカレンに萌えた(笑)。


 前シリーズ最終話で、ルルーシュの持つ複数の「願い」のうち、最も大切なナナリーを優先した結果、「黒の騎士団」は崩壊。それから一年後。

 のっけから「ロロ」なる弟が出てきて面食らうんですが、第一話は、ルルーシュが「本当の自分」を取り戻す、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアという彼本来の「名前」、そして、「ゼロ」という反逆者の「名前」を取り戻す回だったなぁ、という印象があります。

 元々第一期は、キャラクター各々の、複数の「名前」、そして、その名前に付随した複数の「願い」から、どれを選ぶの?みたいなお話だったので、今回の内容はその「始まり」を予感させて、ワクワクします。これから、どの「名前」を勝ち取るのか、どの「願い」を掴み取るのか、みたいなお話になっていくんだろうなぁ。



 一年前、あくまで自分は何者かということをひたすら隠して「ゼロ」をやっていたおかげで、今回「黒の騎士団」幹部からは二通りの反応をされているルルーシュですが、そういう意味では、今回流れとして割とあっさりと自分の正体を明かしたのは良い感じです。

 前シリーズで、C.C.としか「共犯者」になれませんでしたが、今シリーズでは自分の正体をちゃんと明かし、他の人とも「共犯者」になるという感じなんですかね。

 前期最終話で、ゼロの正体に失望していたカレンとか、ルルーシュとかなり共感できる土壌があるんだよ!と熱弁したのに、今回を見る限り、なんかC.C.から色々と聞いていて、ルルーシュを信頼する過程が省かれてる感じがして、切なくなった(笑)。そこ、かなり重要じゃないか(苦笑)。

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