▼子供の頃風邪を引いた時に感じたのは「この風邪が治って、明日学校に登校しても、僕の居場所はまだちゃんとあるんだろうか?」という不安でしたが、十九になって感じたのは割とどうしようもなく嫉妬深いもので、でも、根元では子供の頃と変わらないものでした。ブログに関することなら、例えば、似たような記事を書いても誰々さんには敵わないとか、誰々さんほど反応が取れないとか。ブログにかけてきた時間とかそれによって築き上げてきた土台とかがそもそも全然違う(僕のブログはたかだか半年程度の時間で築いたもので、まだまだ土台作りの最中という感じ)ので、その結果は当然で、理性的にはちゃんとわかっているんですが、感情に折り合いをつけることができず、またそれで凹んだり。そもそも普段なら「比較する事柄じゃない」で済むし、自分ではまだまだ敵わない文章なり何なりを読んで憧れていたり尊敬していたりしているわけですが、人間弱っているとままならないものですね。そういう割とどうしようもないことを考えていました。子供の頃にしても、今にしても、中心にあるのは結局「自分はもう誰にも相手にされなくなるんじゃないか」という不安で、これが僕はなかなか乗り越えられない。今回も風邪が治ることで、そういうことを考えないようになっただけで、根本的には何ら解決策を見いだせていない。でも、ブログに限って言えば、この不安は割と簡単に打倒できるものなんじゃないかと思ったので、自分メモがてら残しておきます。日曜日に書くつもりだったのですが、ブログを始めて何が嬉しかったかというと、りるさんとかケイタロウさんとお友達になれたことも当然嬉しかったですが、何よりも嬉しかったのは何気ないメッセージでした。「もっと前にこのブログを知りたかった」という感じのメッセージで、それを頂いた時の嬉しさを未だに上手く文章にできないんですが……、えっと、何だろうな、ご想像にお任せして良いですか(苦笑)。と、とにかく! 嬉しかったんです! 何気なく書いているけれど、ちゃんとその足跡が残っているということを、改めて自覚できたというか何というか。ブログなら、自分の存在を示そうと書いた、文章なり何なりがちゃんと積み重なっている。見える形で保存されている。だから、たとえ時に不安で凹んでも、立ち上がって書き続けていけば、いつかはその足跡を見て、絶対的な自信に繋がる。そうなれば、ちょっとだけ「不安」は緩和されているかなぁ、と思います。
▼というわけで、長い前書きになりましたが、風邪を引いていました。トラックバックの返信が遅れて申し訳ないです。先ほど送り返しておきました。普段なら水曜日は『Myself;Yourself』の感想を書くのですが、まだいろんなイミで本調子じゃないので今週はお休み。その代わり、面白い記事の紹介とWeb拍手のお返しを。
▼あいばさんがダブルオーに関する面白い記事を書いていらっしゃったので紹介しておきます(あいばさん、僕の記事を紹介して頂いて、ありがとうございました)。「地上人」視点と「天上人」視点の総まとめっぽい記事で、これからの展開を楽しむ上で、読んでおいて損はないと思います。少しだけ記事に触発されて、僕も新しいことを書いておこうかな。
▼現在の僕の感想では、天上人の大きな視点よりも地上人の小さな視点を重視しているけれど、あいばさんの記事にあるような「どっちを正しいとは描かないのがガンダムシリーズ」という観点を頭に入れて、想像力を膨らませてみると、スメラギ・李・ノリエガさんの持つ(多分本当の意味での)天上人の視点(大きい視点)なんかは要チェックかもしれない。まだ劇中ではスメラギさんの「戦術予報」が具体的にどういう能力なのか示されていないので、ぴんと来ないかもしれませんですが、スメラギさんは大量の情報を検証、処理することで「戦術予報」とするらしいです(アニメディアにそんな風に書かれていたと思うのですが、あいにく手元になく、確認できない)。このスメラギさんの能力をもって、セルゲイ中佐と彼女の観点は対照的(つまり、地上人視点のセルゲイと天上人視点のスメラギの対比)だと書いたのが第三話の感想ですが、あいばさんの記事を読んでから考えるに多分それは正確ではなく、セルゲイの視点と比較すべきだったのは刹那達のような「上から見下ろすことで何もかも知ったような気になっている」天上人“もどき”の視点。スメラギさんの持つ視点は、その能力故に(大量の情報を表層のみならず細部まで検証できると考えると)“本当の意味で”天上人のもので、それを否定するというよりは大きな視点を持っているから気づくこともあるよね、みたいな部分をスメラギさんで描きたいんじゃないかと思ったり。だから、第一話ではソレスタルビーイングの行動について「それは悪行よ」、第二話ではティエリアの覚悟について「それは若さよ」といわせて、スメラギさんを彼らよりも一次元上の人として描いているのかな、と。うーん、今ひとつまとまっていない感がありますが、なんとなくわかってもらえたでしょうか。要約するとスメラギさんだけはちゃんとLevel100で飛空艇に乗っていて、ガンダムマイスターは「Level1飛空艇症候群」で、セルゲイ中佐らはまだ飛空艇には乗っていないけれどLevel50、みたいな感じかなぁ。
▼あとはWeb拍手お返事。風邪を引いている間、上記のようなことと共に考えあぐねていたのは、りるさんから頂いた、この↓
10月21日(日)
9:50 良い!! りる
男前なメッセージの返信をどうするかでした。クールで、それでいて、ボケるというのが僕のモットー。でも、これだけ簡潔で男らしい一言だとボケる余地がない。さて、どうするか……と考えて早三日。ボケないことにしましました(噛んだ)。ストレートに「ありがとうございます」の一言で返信とさせて頂きます。……これで良い?(←わざわざ「良い」で締める奴)
もう一つのメッセージの方も了解です。ちょっと面白い偶然ですよね。なんかちょっとホッとしました。心がなんとなく軽くなったかも。メッセージの方は大切に仕舞っておきますね。

![猫物語(白) 第一巻/つばさタイガー(上)(完全生産限定版) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51o%2BvS11kdL._SL160_.jpg)
コメント
初めましてレインボウです。
かとうあきはるさんとは何かと似ているなぁ。と思っていたんですが、まさか風邪のタイミングまでとは。親近感から、ついコメントしてしまいました。
>「自分はもう誰にも相手にされなくなるんじゃないか」
一番強力で、様々な悩みに対しても有効な解決方法は、「自分を信じること」。
信じる根拠なんて必要ありません。信じる自分を信じていれば、それでいいんです。
「他人を信じられない人生なんて、寂しい。自分を信じられない人生なんて、つまらない。」
どうせ一度きりの人生。おもいっきり楽しめばいいんです。自分を信じていれば楽しくなる。そう信じていれば、些細な不安なんて乗り越えていけるはず。
長いうえに、何よりくさい文章のオンパレードでした。失礼。
くさいついでに、もうひとつ。
「人は、自分が知っている人よりも、自分を知っている人の方が多い」
レインボウさん、どうもです。激励のメッセージありがとうございました。何かと似ているついでに相互リンクでもしてみましょうか(笑)。
まあ、普段なら割と自信家なので(笑)、大丈夫なんですが、弱っているとダメですね。一人ぽつんと部屋の天井ばかり眺めていたら、ネガティブな発想で押しつぶされそうになりました。いやはや、辛かった。なまじ風邪でしんどいから、眠れない時は徹底的に眠れませんし。人間、やっぱり健康が一番だな、と思いました。
最後のメッセージですが、自分が知っている人よりも、自分を知っている人よりも、“自分を知らない人が一番多い”んですよね結局。そう考えれば、今相手にされている人に相手にされなくなるのは確かに怖いけれど、実は今相手にされているのが、それだけでもう奇跡的なんだな、幸せなことなんだな、と気づきました。
こんにちは。
前回は後輩へのメッセージを書いた後だったので、へんなテンションのコメントをしてしまいました。すみません。
>相互リンクでもしてみましょうか(笑)。
かとうさん(なんてお呼びしたら良いのか分からない)からは、かなり学べるところが多いので、僕としてはありがたいお話です。
もしよろしければ、さっそく張らせていただきますが?
>自分を知らない人が一番多い
そうですよね。最後のやつは、かとうさんが根本的な部分で気にしていることが掴みきれなかったので、解釈に幅のあるやつにしたんですが、やっぱり必要なんてなかったようですね。
こんばんは。 お風邪、良くなったみたいで安心しましたw いやですよね、ホント気弱になります。 普段の自分はどこへ行ってしまうのか、とか考え始めると自分は哲学者にでもなったようです。 笠井潔とか読むと良いかもしれません(笑)。
何だか身に余るありがたいお言葉をいただきまして・・・・・・。 私こそ、かもめさんとお知り合いになれて光栄だし(ホント、何の衒いもなく言えます)、あの男前コメント(笑)だって、本心を書いただけです。 ガンダム00のレビューを読んで、あれ以上の言葉は浮かばなかった(笑)。 なので、まっすぐなお礼をいただけて嬉しいです。
も一つの小話も、お心に留めておいて下さいねw 面白いですよね、ネットって!!
では、また明日(笑)。
りるさんのとこから飛んで来ました、renesisです。
ちょっと変わった書店で働くオジサンです(汗;
さて、結論から書くと、ネットは本人が楽しくないと周囲も楽しくない、ってことです。
人間はいつもハイテンションじゃいられませんし、時には落ち込む事も或る訳ですから、そういうときはブログに書ける範囲で構わないので、「書く」ことでしか気持ちを整理するといいのではないでしょうか?
自分の殻の中で一人悩んでも解決しないと思っていても、ネットの誰かに話しかけるだけでもかなり違うと思います。
(私もこれで救われた事が多いです。)
とりあえず、お体を治して、それからゆっくり考えてみると良いのでは?
乱文失礼しました。
>レインボウさん
いえいえ、レインボウさんのメッセージがかなり励みになったことは事実ですよ。最後のメッセージも自分なりにケリをつける良いヒントになりましたし。
「かとうあきはる」というのは一応ペンネーム(来年は小説を書くつもり)なので、ハンドルの方の「かもめ」と呼んで頂ければ。早速リンクを貼っておきます。これからもよろしくお願いします。
>りるさん
笠井潔さんは矢吹駆シリーズ(でしたっけ?)なら一通り読みました(今は『オイディプス症候群』の文庫待ちですが、内容を忘れているのでまた読み返さなきゃ)。
僕こそ、りるさんとお知り合いになれて良かったです。僕の感想は、ある程度りるさんに向けて書いてますし(笑)。そういう部分(読者がいてくれる喜び)なんかを今回再確認しました。ちょっとパワーアップできたかも?
>renesisさん
初めまして。初めてなのに心配していただいてありがとうございます。ある程度体調も快復し、ある程度自分なりにケリをつけることができましたが、ブログに書くことで「ああ、こんなことを書いて……、嫌われる!」みたいな強迫観念を抱いてしまったのも事実で、その辺りなかなか難しいです。とはいえ、書いたことで色々助けてもらえたのも事実で……、やっぱり難しいです。
>さて、結論から書くと、ネットは本人が楽しくないと周囲も楽しくない、ってことです。
これは本当に痛切に感じていますが、それ故にやっぱり重いなぁ、と。ただ今回のことで、「楽しまなきゃ!楽しんでもらわなきゃ!」という強迫観念が薄れたのを感じています。でも、これは逃避に過ぎないでしょうかやっぱり。