死の国エンデルフィアに向かうところから、女王オデット撃破まで。

「ワルキューレ編」終了!
 オデットはゴリ押しで。「ワルキューレは死を恐れない」というグウェンドリンさんの言葉通りの戦いをやってみた。スキルやアイテムをうまく使う? そんなこと知ったことか、という感じで、グウェンドリンさん、ひたすら特攻です。まあ、アイテム「ペインキラー」とサイファースキル「オーバーロード」は使用しましたが。
 しかし……
 オデット戦の処理落ちは凄まじい。オデットから離れると、もとに戻るので、これは処理の問題じゃなく、仕様じゃないかと思った(笑)。生者が死の国へ来ると身体が重くなるという……、いかにもありそうな設定。……いや、ないわな。



 予想に反して、ハッピーエンドを迎えたグウェンドリンさんの話はあとにするとして、終章はとにかくオーダイン王の「親バカ」っぷりが目に余る(笑)。グウェンドリンが愛されていないと感じていたのは、何かの冗談じゃないか、と思うほどの、溺愛っぷりです。いやぁ、和ませてもらいました。以下、引用。

 度し難い

 思うにならぬ
 …だが愛する娘よ

 父を見よ
 お前の決意の前にこのように無力だ

 父親の尊厳を守るためには
 耐えて慈悲を示す他はあるまい

 お前の思うようにするがいい


 お父様…

 ええい黙れ!
 この不忠者め

 もう何も言うでない


 あーあれ? お父さん、もしかして「ツンデレ」



 最初の感想で予想したとおり、ワルキューレという生き方から解放され、一人の女の子として生きることになったグウェンドリン。それをワルキューレの象徴である「青い鳥」が去ることで表現したのが、なんとも格好良い。

 頬を染め、オズワルドを見つめる姿はまさしく「恋する乙女」。戦場でのあの勇ましい姿とのギャップがたまらないッスね。さすがは川澄綾子さん。この手のキャラクターは十八番です(笑)。



 グウェンドリンの変化が伝播していって、オズワルドをも救ったのが感慨深いです。ストーリーアーカイヴを見る限り、オズワルド編はワーグナーから「ティトレルの指環」を奪うところで終わりそうなんですが、この段階ではまだ彼は救われていない。それが「ワルキューレ編」に渡って、救われるという構成。痺れます。すべてが終わったあと、時系列順に再生してみるのも良いかもしれませんね。