
死の国エンデルフィアに向かうところから、女王オデット撃破まで。
「ワルキューレ編」終了!
オデットはゴリ押しで。「ワルキューレは死を恐れない」というグウェンドリンさんの言葉通りの戦いをやってみた。スキルやアイテムをうまく使う? そんなこと知ったことか、という感じで、グウェンドリンさん、ひたすら特攻です。まあ、アイテム「ペインキラー」とサイファースキル「オーバーロード」は使用しましたが。
しかし……
オデット戦の処理落ちは凄まじい。オデットから離れると、もとに戻るので、これは処理の問題じゃなく、仕様じゃないかと思った(笑)。生者が死の国へ来ると身体が重くなるという……、いかにもありそうな設定。……いや、ないわな。
◇
予想に反して、ハッピーエンドを迎えたグウェンドリンさんの話はあとにするとして、終章はとにかくオーダイン王の「親バカ」っぷりが目に余る(笑)。グウェンドリンが愛されていないと感じていたのは、何かの冗談じゃないか、と思うほどの、溺愛っぷりです。いやぁ、和ませてもらいました。以下、引用。
度し難い
思うにならぬ
…だが愛する娘よ
父を見よ
お前の決意の前にこのように無力だ
父親の尊厳を守るためには
耐えて慈悲を示す他はあるまい
お前の思うようにするがいい
お父様…
ええい黙れ!
この不忠者め
もう何も言うでない
あーあれ? お父さん、もしかして「ツンデレ」?
◇
最初の感想で予想したとおり、ワルキューレという生き方から解放され、一人の女の子として生きることになったグウェンドリン。それをワルキューレの象徴である「青い鳥」が去ることで表現したのが、なんとも格好良い。
頬を染め、オズワルドを見つめる姿はまさしく「恋する乙女」。戦場でのあの勇ましい姿とのギャップがたまらないッスね。さすがは川澄綾子さん。この手のキャラクターは十八番です(笑)。
◇
グウェンドリンの変化が伝播していって、オズワルドをも救ったのが感慨深いです。ストーリーアーカイヴを見る限り、オズワルド編はワーグナーから「ティトレルの指環」を奪うところで終わりそうなんですが、この段階ではまだ彼は救われていない。それが「ワルキューレ編」に渡って、救われるという構成。痺れます。すべてが終わったあと、時系列順に再生してみるのも良いかもしれませんね。