テイルズ オブ エクシリア (特典なし)『テイルズオブエクシリア』のネタバレ感想/プレイ日記です。再び、ワイバーンにて飛び立つところから、クルスニクの槍を破壊し、ミラが消滅したところまで(第三部終了)。感想ではナハティガルをスルーするけど、いままでで一番の強敵だったよ。秘奥義の効果範囲が広くて、まとめて狩られまくってた。ローエンとナハティガルの若い頃は、ドラマCDや小説で補完されそうな印象です。


 ここまでの見所ベスト5は以下。

第五位 イバル。

 空気読めなさすぎて、状況を悪くしているだけなんだが、ここまで憎めないキャラに仕上がっているのがすごい。一周回って、カッコイイ。このキャラ造形は新しいと思うよ。ファイザバード沼野での登場も見事だった。あの状況で登場しておいて、「クルスニクの槍」を発射させてしまうんだからね。

 実際「この場は俺に任せて、先に行け」という少年漫画のテンプレみたいな登場を繰り返すんだけど、とにかく仕事しないんだよな。仕事しないどころか、ミラたちを置いて先に行っちゃうし(空駆ける船にて)。

 あと、どうでも良い豆知識として、日本特有の「空気を読む」という感覚は、アニミズムから来ていると言われているんだけど、巫女なのにここまで空気を読めなくて大丈夫なんだろうか。精霊とちゃんと話せているのか心配になってくる。

第四位 ミュゼ、怪しすぎ。

 ファイザバード沼野で、ジュードたちと離れ離れになってしまい、やっと合流できたと思ったら、ジュードは新しいオンナを連れておりました(パッケージの左奥の女性)。こ、これは、ミラを連れて、ル・ロンドに帰ったときのレイアの気持ちがわかるな。鈍いくせに手が早いよ、この男。ジュードと離ればなれになって、若干ミラ様側の心境の変化があったところだったので、この後のチャットを美味しくいただきました。ごちそうさまです。で、「直接使役」って結局どんな暗喩だったの?

 このミュゼさん。ミラ、マクスウェルの姉を名乗っているんですが、怪しすぎる。ガイアスさんが意外と良い人だったので、ラスボス候補としてあげとこう。ミラにあくまでも「マクスウェル」としての役割を押しつける辺り、怪しい。ちょうどミラの使った精霊術(リーゼ・マクシアを外界の脅威から守ってきたシェル)が破られたときに現れているのも、いかにも。

第三位 ガイアスとの共闘

 実は「クルスニクの槍」は兵器ではなく、リーゼ・マクシアを覆っている外殻を破壊するものだったんだけど、そのため、ラ・シュガルやア・ジュールの垣根を越え、ひとまず外宇宙との戦いに備えることに。その中で、ミラたちもガイアスと共闘することになります。ナハティガルとローエンもそうですが、リーゼ・マクシア人の中では最終的にはそこそこ分かり合えてしまってます。やっぱり、外界との戦いになっちゃうのかなー。

第二位 アルヴィン君、またまた裏切る。

 ミラたちを再び裏切って、クルスニクの槍の「カギ」を横取りしたりしていたアルヴィンですが、ついに故郷の人間たちすらも裏切ってしまいました。ジランドに「なぜ裏切った?」と問われた辺りは、もう爆笑。今更それを聞くのか。そんなの、「裏切りキャラ」だからに決まってるじゃない。

 アルヴィンは外界エレンピオスから、二十年前にリーゼ・マクシアに落ちてきて、その間ずっとエレンピオスへ帰る道を模索していたとのこと(この年に起こった大津波は、ジルニトラが落ちてきたのが原因だったのかな)。母親のエピソードで、故郷はずっと遠く、空を見上げていたのは、うまい伏線だった。気づく人は、ここで外殻があることに気づきそう(ちなみに、自分は空で魔物に襲われた辺りで、そんな気がしておりました)。

第一位 ミラ消滅

 精霊は存在が重要という風なことを言っていたのに、ジュードに弱いところは見せられないと、意地を張ってしまったミラが、皆を守るも、消滅。ミュゼに言われていた「あなたはマクスウェル」という言葉は、ここに来てようやく、その存在が大切なんですよ、という意味なのだということがわかった。

 ここ最近抱えていた心のつっかえは、ジュード(たち)を失うことを怖れていたためだったと理解するミラだけど、その感情がなぜ生まれたのか、その根っこまで辿り着いてほしかった。それに、ミラがジュードたちを失いたくないのなら、当然ジュードたちもミラを失いたくないわけで、そこまでは届かず。ミラ復活の時が待たれる。

 ミラ編だから、エピソード的に、即復活になると思うけれど、ジュード編ではこの喪失の期間を長めに描いてほしいな。ユーリのように、死んだ!?と思った直後に生き返ってなくていい



 開始前に、DLCでスタドラのコスチュームをミラ、ジュードと購入したけれど(最近アルヴィンも追加した)、あまり使っていない。というか、全体的にコスチュームやアタッチメントは使用していない。ミラに「アホ毛」をつけているぐらい。

 それはたぶん通常の衣裳がこの上なく、ミラたちに似合っているからだろうなぁ。今回はアタッチメントなどを相当詳細に設定できるようになっているので、もったいないとは思うんだけど、それでもやっぱり彼らの素の格好がいちばん素敵だ。

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