「私が真実、女子であると証明してやる。刮目して見るがいい」(久雅竜胆)

『神咒神威神楽』体験版のネタバレ感想です。


 御前試合後の選択肢四つが、本編でも分岐になるのかな。御前試合から東征までの、つかの間の休息が四組とも描かれる。戦闘時の啖呵の切り合いが魅力的な正田節ですが、日常のシーンも実はめちゃくちゃ面白いんですよねー。

■新たな世界を生みだす者(神世創生篇)

 実は男の子だけど故あって、女子の格好をしているのでは? と龍水に疑われる竜胆さん。誤解を解くために言ったのが、最初の引用になりますが、男前……過ぎる! 何だかんだ言って、こうした剛胆な性格をしているから、覇吐ともばっちり気があってしまうんだろうな。これからもいろんな方面から、二人は知らず気があってしまうことを揶揄されると思うと、楽しみでならない。

 覇吐の「歪み」があまりにもご都合主義(1000ダメージ喰らえば、1500回復し、相手に倍返し)すぎると、龍水から指摘。その「対価」となるのは何かということだけど、詠唱がイザナミ・イザナギ辺りだったと思うので、その辺りを紐解けば、ヒントがあったりするのだろうか。
 あと体験版弐で覇吐をパシリ扱いしたまま、竜胆が戦闘に出さないのは、返し風がどう吹くのかわからないことを思って、なんだろうな。
 
■逃れえぬ因果の縛りに抗う者(楽土血染花篇)

『Dies irae』の最初期から続く、ヴィルヘルム(凶月刑士郎)とシュライバー(丁禮と爾子)の因縁ですが、この世界ではなにやら微笑ましいことに。これはお互い丸くなっているからなんだろうな。

「凶月一家」には伝えられていた「魂」という概念。元々「歪み」自体が旧世界(前作『Dies irae』の世界)の名残なので、「歪み」の等級が高いほど、この世界(天狗道)の理に反している、ということなんだろうな。結果として、竜胆が主張している「自分のことだけを思うのではなく、他人のことを思え」という概念(これは、己が至上であるこの世界ではありえない感覚)に感化されやすいし、凶月兄妹に至っては、指摘されるまでもなく、「そうであった」と。

■己が求道を貫く者(威烈繚乱篇)

 一方八人の中でも、等級が低い二人(特に壬生宗次郎)は、竜胆の覇道に現段階ではそこまで感化されているわけではなく、天狗道らしい理の中生きていると。「東征後が本番」と言われている以上、冷泉殿辺りとどう与していくのか、という話になっていくんだろうな。

 宗次郎の夢が「天下最強の剣士」ならば、紫織の夢は「天下最強の男を惑わす」とかだったりするんだろうか。基本的に、各カップル似たもの同士で描かれているので(宗次郎の苦悩を紫織も味わっている)、渇望自体も近しいものだったりするのではないかと思うんだけど。

■世界の真理に至る者(咒皇百鬼夜行篇)

 未だ型に嵌めていない、無形なままの阿頼耶識だ。

 それを指して、「太極・無形」。夜行は天狗道の理にも全世界の理にも嵌っていない、無垢な状態。だから、どっちに染まるのかはまだわからない……と、そういう理解で良いのだろうか。

 そして、そんな夜行の太極すらも「狭く」感じる龍水は、さらにすごい、とかそういう話ではなく、この世界を染め上げた主(第六天波旬)はそれほどまでに強大な存在だと。

神咒神威神楽 初回版
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