TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 (初回限定版) ※5月23日以降のご注文分は6月3日以降のお届けとなります [Blu-ray]「ちょっと、イイかしら? 鏑木・T・虎徹くん」(アマミヤ・トモエ)

『TIGER&BUNNY』初回限定版Blu-ray第一巻のネタバレ感想です。開封自体は第九話後になってしまいましたが、初回特典のドラマCDなど、九話直前に発売されるのも納得という内容でした。


■本編第01話「All's well that ends well.(終わりよければすべてよし)」

 そういえば、第一話は個別に感想を書いていなかったけれど、何度見ても楽しいファーストエピソードですね。自室でBlu-rayが見られる環境なら、とりあえず流しとく、という視聴スタイルを取りそうだ。最終話付近もこういうヒーローTVスタイルで描かれるものが見たいな。

 大体物語の第一話にはその物語のエッセンスを十全に詰め込むものだけど(タイバニの場合は二話も込みで、ファーストエピソードという感じですが)、タイトルの「All's well that ends well.(終わりよければすべてよし)」などは『タイガー&バニー』という作品を表してそうな気がしてますよ。

 そして、ブルーローズ。最初はホント虎徹のこと、ばっちり蔑んでたんだなぁ、などと微笑ましい気持ちに。九話で「奥さんと子どもがいる」と聞いて、我を失っていたのが、嘘のようだ(笑)。

■ドラマCD「あの頃、俺たちは若かった」

 本編の渋い内容とは打って変わって、高校時代の虎徹とアントニオの馴れ初め(笑)、もとい奥様と思われるアメミヤ・トモヨとの甘酸っぱい日々が描かれた初回特典のオーディオドラマ。九話でロックバイソン以外は虎徹が結婚していることを知らなかったのも、納得の一言。不良と優等生のカップルとか、本当にお約束で、タイバニはどこまでも王道。

 虎徹のヒーロー名「ワイルドタイガー」は、奥様の発案のようです。

 ライオンのように群れをなすのではなく、虎のように群れずに生きる虎徹くんだから、虎の方が似合っていると。奥さんを亡くして、楓とは離れて一人暮らしている彼が、周りの若手ヒーローに遅れを取っている。そんないまの彼を思うと、意味深なネーミング。

 そして、そんな彼がバニーちゃんというパートナーを得て、群れるようになったわけで。そこにはやっぱり意味がある、そんな描きになるのかな?(バーナビーも、これまで一人で生きてきたんですよね) バーナビーの中で、虎徹の存在はどんどん大きくなっているけれど、実は虎徹はあまり他人を踏み込ませていない。そんな風にも思えるので、今後彼らの関係がどう変わっていくのか、楽しみですなー。

■キャストトーク

 内容自体をどうこう言うよりも、キャスト同士がものすごく仲良しで面白かった。虎徹役の平田さんもそのまま虎徹声で喋っているし(映像特典のコメントではまた違った声色なので、意識して喋っているんじゃないかと)、ともすれば、本当に作中のヒーローたちの舞台裏のようだ。

TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 3 (初回限定版) [Blu-ray]
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー)公式ムック HERO TV FAN Vol.1
TIGER&BUNNY(タイガー&バニー)公式ムック HERO TV FAN Vol.1


『TIGER&BUNNY(タイガー&バニー)』の感想インデックスへ