もしドラ page:1 [Blu-ray]「野球部の定義はみんなを感動させること」(川島みなみ)

 アニメ『もしドラ』(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)第一話「みなみは『マネジメント』に出会った」のネタバレ感想です。


 一応こっちの感想にも書いてあるように、ビジネス書なんかをまったく読まない人には、僕はまず『コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング』をオススメしています。

 というのも、原作を読んでみればわかることですが、ぱっと見萌え系の表紙でも、内容はドラッカーです。組織をマネジメントすることが書かれているわけです。むつかしいし、実践に生かそうと思っても取っ付きにくい(そういう意味で、次回みなみちゃんが取り組む「マーケティング」の方が取っ付きやすいです)。

 しかし、それを多くの人に読ませている辺りが、原作の凄いところです。今回、みなみちゃんが「野球部の顧客って誰だろう?」と考え始めたとき、スタジオに来ているお客さんから学校、そして最終的にはテレビ局の人まで、「顧客」が広がっていきました。自分たちがやっていることが、あれほど多くの人に「関わっている」と気づいたわけですね。そして、原作もそこが巧みだった。多くの人に、「この本は自分と関係がある!」と思わせたわけですから。

#担当編集者のインタビューによれば、表紙のみなみちゃんのスカートの長さとか、リアリスティックで綺麗な背景など、一般の人がギリギリ手を伸ばせるところを狙ったのだとか。

 そーゆー意味では、アニメ版はより取っ付きやすく、わかりやすく描かれているな、と感じました。みなみちゃんのギャグ描写とか、おそらくいまとなってはかなり古めかしい感じですが、それがゆえにあまり違和感がないんですよね。これは多分普段あまりアニメを見ない方でも、リーチしていきやすいだろうな、と。

コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング
コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

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