あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]「あのね、お願いがあるの」(本間芽衣子/めんま)

『あの花』第一話「超平和バスターズ」のネタバレ感想です。ようやく関西でも放送されたので。



「俺は、欲しかった。アイツが行きそうなところなんて! ずっと、あの日の明日が。めんまに謝れる明日が、ほしかった。俺のストレス。俺のトラウマ。そうだ、きっと! 俺はめんまに謝るために、めんまを作りだした。だったら、このままじゃ!」(じんたん)

 もしも、そうだったら。
 本当に、じんたんがめんまに謝りたかった。ただそれだけの理由で、めんまが幽霊として存在しているのなら、なんという残酷。じんたんが納得するためだけに、めんまは自分が死んだ世界で、バラバラになってしまった家族に触れられもせず、自分の帰る場所を探すのだろうか。

「めんま、どこに帰ればいいんだろう?」(めんま)

 そういう意味では、線路横で、めんまが落ちてしまったとき、じんたんが必死で手を伸ばそうとした(落ちためんまはけろっとしている)のは、凄く上手いかつ切ない描写。あれは、決して、どれだけ手を伸ばしても、めんまにじんたんの手が届かない、つまり、究極的にはめんまの死にじんたんが関与できないという拒絶のシーン。じんたんが謝りたいのと、めんまの死は、やっぱり別問題なのだろうな、と。

 もちろんじんたんの方も、謝れば万事解決という風なことを思っていないとは思いますが、あの時言ってしまった言葉に対して謝ること(それはそれで、じんたんに必要なこと)とめんまの死を受け入れること(時間を前に勧めること)はまた別問題。めんまはめんまで、自分がなぜいま、ここ存在するのかという理由がわかっていない辺りで、単純に「超平和バスターズ」を前に進ませるための存在ではないっぽいです。彼女は彼女で、救われる必要がある(それが「お願い」かな?)。

 ZONEの『secret base〜君がくれたもの〜 』のカバーがEDで流れて、反則だと思いました。これはズルい。十年前といったら、ちょうど僕は中学生だったので、大変ノスタルジー。一話でも、既に涙腺が決壊気味でしたが、おそらく最終話は十年後に飛ぶと思われるので(作中時間はちょうど十年前とのこと)、涙なくして語れない気がする。・゚・(ノД`)・゚・。

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