バクマン。 11 (ジャンプコミックス)「邪道バトル!!」(高木秋人)

『週刊少年ジャンプ(WJ)』第5・6号のネタバレ感想です。


■ONE PIECE

「根っこは深そうだな………!! 下心の鼻血が笑えねェ大事になるなんて……」(ウソップ)

 サンジのギャグ描写から一転して、魚人-人間間の差別問題へと話を深めていくスピード感がすごいな。最近ちょっとお話の進みが遅いと思っていたので(頂上決戦をあれだけの密度速度でやってしまうと、どうしても気になってしまう)、気持ちいい。

 元々サンジは人魚とか人間とかあまり気にしないやつで、かつ昔は敵でもギンさんを助けてしまうような男なので(あれは食絡みではあったけれど)、こうしたテーマでは動かしやすいキャラなのかも。

■NARUTO

 ザムザ、白辺りのエピソードは、確かアニメでリアルタイムに見ていた頃のものなので、懐かしい。ナルト、面白いのかも?と思ったのは、ここからだったなぁ。

「忍刀七人衆」とか、ちょっと僕の記憶にはないけれど、これまで名前は出していたけど出ていなかったキャラを総出演させている辺りに、ナルトも集大成感が出てる。しかも、ナルトたちと縁深いキャラを出せば出すほど、ナルトたち側の掘り下げにもなっていくので、これは上手いやり方ですね。

■バクマン。

「邪道バトル!!」(高木秋人)

 まだ審査員は早いんじゃね?というサイコーたちに、叩きつけられた問題作。亜城木っぽく一度に10話分送ってきたということですが、これ亜城木先生に影響を受けた人だったりしないのかな。これだけ問題行動ばっかり起こしていたら(笑)、何というか影響を受けるというか、憧れる人もいると思うんだが。

■BLEACH

 多分『ONE PIECE』と並んで、ただ「見ている」だけでも楽しめるのは、この『BLEACH』だろうな。見開き2ページ使っての、タイトル話数サブタイトル紹介とかすごく凝っていて良い。

 中身の方は、ものにも「魂」があるというお話。これは一護の「斬魄刀」に宿っていた斬月のオッサンなどを説明している部分でも、あるのかな?

■トリコ

「な… なんだこの切れ味は…」(2代目メルク)

 これで小松も立派なバトル要員ですね(違う(笑))。

「メルクの星屑」編は、トリコの料理人として小松が本当にやっていけるのか? という、小松掘り下げエピソードでもあったので、最後の「地の文」?は非常に燃えた! 作者側の解説というか、登場人物ではないものの「語り」って、読者側の視点とシンクロしたとき、すごく盛り上がりますよね(白ひげが死んだときの『ONE PIECE』も、良かったですね)。

■青の祓魔師 特別番外編

 サンデー本誌に『DCD』が殴り込んでいったときとは違って、余計な説明抜きで普通に本編でやってもおかしくないエピソードを盛り込んでくる加藤和恵さんが、熱いです。

 しかも、スタドラの後番組これなのかー。A-1 pictures製作ということだし、引き続き視聴しよう。日五、スタドラで冒険したり、『青の祓魔師』みたいな王道少年漫画を入れてみたり、色々と挑戦している感じで面白いなぁ。

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