「ハートキャッチプリキュア!」OP&EDテーマ::Alright ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス「わたしたちは、最高のコンビなのよ!」(キュアマリン)

『ハートキャッチプリキュア!』第四話「早くもプリキュアコンビ解散ですか?」のネタバレ感想です。二人っきりの変身シーン、懐かしい。


 今回の見所ベスト3は以下。

■3位 「ハートキャッチ!」と叫ぶタイミングがおかしい。

 初お目見えとなる2人必殺技バンク。2人で必殺技を使うのって、多分『Splash Star』以来なので妙に感慨深くなってしまった。いや、明らかに「ハートキャッチ!」って叫ぶタイミングおかしいんだけど。これだったらタクトをくるくる回している時に叫べばいいだろ(笑)。これでは、ハートスプラッシュしている。

■2位 コンビ結成→即解散!?

 焦った。前回スカウトする側だったつぼみの方がリストラ対象になるという。世知辛いにもほどがある。自分だけの心の花がいつも誰かに狙われているという設定は、非常に現代社会を反映していると思うんだけど、そこは映さないんだな。安心した。

 テニスの二人も、つぼみたちも、勝手に相手の気持ちを勘違いしてたって言うのが共通しているだけど、それはくるみとももかさんの方も同じだよなぁ。ってことで、後々再浮上してきそうなお話。

■1位 2人はプリキュア

「ブロッサムでいい。じゃなくて、ブロッサムが良いの!」(キュアマリン)

 マリンがブロッサムに惚れ込んでいて、悶える。 

「あたしたちは二人でプリキュアだよ!」

 どちらかというと、人数が増えてきた後期プリキュアよりも、初期の『2人はプリキュア』シリーズが好きなので、このテイストは好み過ぎるなぁ。ブロッサムやマリンだけでなく、シプレやコフレ、コッペ様、おばあちゃんと一対一の関係が全面に持ち出されているのが心地良い。原点回帰な作風です。

 花と海の関係なんかも多分この流れなんだよな。足りないものを補っていくには、まず一対一の関係があって、そこから広がっていく。ひいては循環していく関係性。

「きっとあたしたちはお互いの力が必要なんだよ!」(キュアマリン)

 っていう台詞がわかりやすいところなんだけど、プリキュアだけでなく日常の方でもそうなんだろうな、と。これまで不思議ではあったんですが、えりかさんは自分でおしゃれしないんですよね。それよりはつぼみにいろんな服を勧めていくタイプで、デザインとかカラーセラピーとかいう言葉が出てきたように、デザイナー志向なわけです。

 となると、自分がデザインした服やコーディネートしたものを着てもらう相手が必要なわけで。それがつぼみさん。モデルでモテモテなお姉さんに強烈なコンプレックスを抱きながらも、ちゃんと自分の道を目指していっている感じのえりかさん、格好良いです。

 逆に、つぼみにとってえりかさんは……っていうところが今後のストーリーラインなのかな、と思ったり。花に水が必要っていうことはわかるんだけど、そこからつぼみ個人にとって、えりかさんはどういう存在なの?と。えりかさんがつぼみにベタ惚れなので、こちらの方も楽しみですね。



前回第03話「2人目のプリキュアはやる気まんまんです!」の感想へ
次回第09話「カリスマモデルがため息!ってなぜですか?」の感想へ
『ハートキャッチプリキュア!』の感想インデックスへ