「姫様は今も樽の中だ」(鎖部左門)

『絶園のテンペスト』第四話「全てのことには、わけがある」のネタバレ感想です。面白い展開になってきた。


「左門 貴様では勝てん 世の理が私と共にあるかぎり 貴様に勝機は巡りはしない」(鎖部葉風)

 左門がいかに「絶園の樹」を復活させようとしたところで、そのコントロールを誤れば命取り。それを制御できるのは葉風さんだけだから、そうなったら左門は葉風さんを島から呼び戻すほかない。と、完全に葉風さんが左門をチェックメイトしたところで、大どんでん返し。

 鎖部葉風はすでに死んでいた

 これ、どういうことなんだろうな。「はじまり」の理が彼女を味方につけるために蘇らせたとかなのか。逆に前回の感想に書いたような、はじまりの樹が守っているものが死後の世界だとしたら、しっくりくるか。彼女がいるのは死後の世界における孤島で、他の人と会わないから、自分の現状を理解していなかったみたいな。



「日々起こる悲劇も不幸も いつか明かされる最良の結末のため 価値ある出来事なんです」(不破愛花)

 その「最良の結末」は吉野のためであってほしいな。愛花は彼のことを本当に大切に想っていたようなので。それにプラスして、二人が恋人同士であることを伝えられなかったことや黒鉄病など、それら全てが最後には意味のあるものとして繋がっていくなら、それだけでもうガチで超傑作な気がする。ホント、城平さんらしくて面白い。

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