「よくないぜ、そんな嘘」(左翔太郎)

『仮面ライダーW(ダブル)』第五話「少女…A/パパは仮面ライダー」のネタバレ感想です。どんどんと核心に迫っていく感が良いですね。あとアノマロカリス・ドーパントのデザインがやっぱり着ぐるみっぽくていい。


「たとえ嘘でも、それがないと生きていけない子もいます」(楠原みやび)

 これまでの感想で、「家族」というテーマで語ってきましたが、もうひとつ細かく見るなら「関係性の修復」と言ってもいいかもしれないですね。ファーストエピソード「Wの検索」において、翔太郎とフィリップ、セカンドエピソード「Mに手を出すな」においては優子と両親と、何らかの関係性が崩れ、それが修復されるというのが本筋でした。

 そして、今回はあすかとそのお母さんの番です。

 風都タワー建設計画中に亡くなったお父さんに逢えるから、と娘に言い聞かせているみやびさんが相当ダメっぽいエピソードですが、今回はこの誰かが欠けてしまった関係性に焦点が当たっているのでは?と感じられます。この部分、もうちょっと広く見ると、鳴海ファミリーと園咲家にも通じるところがありますよね。

 あすかちゃんの場合はお父さんだったのが、二つの家族にとっては「母親」だったという。

 そんな二つの家族にとって、今回の事件かなり重要な局面と言えるのかも。琉兵衛さんとか建設予定地についてめちゃくちゃ不満げなのは「妻」絡みではないかと予想されるし、これまで関係性を修復してきた翔太郎達にとってはあすかちゃんとお母さんたちのことが気が気ではないでしょうし。



 鳴海ファミリーが壊れた関係性を修復していくなら、園咲家の方は新しい関係を作っていくという感じになっているのかな。前回のエピソードで霧彦を連れてきたり、今回冴子がチームを首にして別の班を昇格させてきたりするのを見ると、こいつら基本的に関係がダメになったら新しいところから「関係性」を作っていくよなぁ、と思ってしまうわけです。

 で、その象徴となっているのが、彼らミュージアムのビジネスではないかと。現実ではもはや一回だけの取引ではビジネスが成り立たなくなっているんですが、基本的に彼らはお客さんと一回取引をし、ガイアメモリを販売するだけ。霧彦がアフターフォローとして顧客と再び会っていたりとか、この「一回性の関係」が崩れる伏線は見えているので、その辺りがはっきりと表に出てくるのが楽しみです。

→普通にほしいんですが

仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー
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