「お前はこの街そのものを泣かしてる」(左翔太郎)

『仮面ライダーW(ダブル)』第二話「Wの検索/街を泣かせるもの」のネタバレ感想です。ティーレックス・ドーパントが登場した瞬間、思わず噴いてしまった(笑)。なんだあの着ぐるみ感全快のデザイン。素敵すぎる。


「散々考えたんだけど、どうしても答えが見つからなかった。僕は何故殴られたんだい?」(フィリップ)

 検索だけでは人間に踏み込むことができないっていう部分を担っているのがフィリップというキャラクター。その一方でハードボイルド探偵らしく、情に厚い翔太郎と、いいコンビになっているのが面白いところ。

 ヒロインなのかどうかよく分からないけれど、鳴海亜樹子さんにフィリップが関心を抱いているのは、今後彼の人間的成長を促すのが彼女ってことなのかな。ダブル変身後無防備になってしまうフィリップを見守るのが、彼女というのも後々意味を持っていきそうな所。名前に樹が入っているのも、個人的には興味深いな。風都という風の吹く街で、どんな強力な風にも負けない樹。左の翔太郎と、おそらくは本名に右を示す言葉が入っているフィリップ。この二人の中心になるのが、樹としての亜樹子さんなのかなぁ、と妄想してみたくなる。なんとなく世界の中心は樹にあると思ってしまうのは、『絶園のテンペスト』の影響か。



 今回犯人真里奈さんへの対応の違いから、亀裂が入ってしまった二人ですが、割とあっさりと解決したのが面白かった。いつもこんな感じなのか。ぐだぐだ言っていないで、さっさと解決してしまうのがなんとなく昭和的。今回はフィリップの歩み寄りという形で解決したので、

「半分力貸せよ、相棒」(左翔太郎)

 という台詞からも分かるとおり、翔太郎はあくまで半分だけフィリップのことを認めているにすぎない。今度は翔太郎側からフィリップへの歩み寄りがあって、本当の意味で「二人で一人の探偵」(兼仮面ライダー)となるんだろうなぁ。そこに亜樹子さんが絡んできたら、割と言うことなしかもしれない。

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W-B-X~W Boiled Extreme~
W-B-X~W Boiled Extreme~

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