「親子のあいだで、しちゃいけないことなんて、この世にあるの?」(腐野花)

「近親相姦」を扱った直木賞受賞作ですが、読後はただただ切なかった。自分の身に起こる、自分にはどうしようもできない大事からどうにかできる小事まで、何もかもに「血」という理由付けをしなければいけなかった「血」の人形たる花の生涯は暗く、悲しい。続きを「かもめは本を読まない。」で読む