「今ならわかる気がするの、マオの気持ちが」(ランカ・リー)

 第10話「レジェンド・オブ・ゼロ」の感想です。面白い! 面白かったけれど……、悔しい。これ、『マクロスゼロ』を見てたら、もっと楽しめたよなぁ。というわけで、『マクロスゼロ』予約した。めちゃくちゃ制作者の思惑通り(笑)。


「本気にした? やーだ、もう。何マジになってるのよ? 自分で言ってたじゃない、キスなんて大したことないって」(シェリル・ノーム)
「今ならわかる気がするの、マオの気持ちが」(ランカ・リー)


 二人の(心情的には果てしなく遠い)アルトへのキスシーンは、作画も相まって、良かった。だけど、それぞれが「冗談」と「演技」という殻を被ってのキスシーンということなんで、その気持ちが届くまではまだまだ遠い。この辺り、当ブログで何度となく取り上げている、「閉塞空間」からの脱出を予感させて、個人的にはドキドキしますね。どちらが先に殻を打ち破るんだろうか。

 で、今回のエピソードで、ランカよりもシェリルの方が先んじていたアルトへの思慕をイーブンに戻した……という感じですね。

 ランカはアルトの父親の話を聞いて、情報としてはシェリルとイーブンに。シェリルはシェリルで割と本気でキスしたんだと思うんですが、アルトの表情を見て、「冗談」としてごまかすしかなく、ランカはアルトへの思慕を理解しても、マオになりきってしかキスができない。

 どちらも美しいですが、ひどく切ないキスでしたね。



「いや、死んじゃ、お兄ちゃん、いやー!」(ランカ・リー)

 ブレラ・スターンはランカの兄ではないか、とファンの中ではまことしやかにささやかれていますが、今回でほぼ確定かな、という印象を受けました。

 というのも、ランカに記憶の混濁が起きるのは、「兄」の死(死に際)に面したときなんですよね(第三話と今回)。第一話で、ヴァジュラに襲われたとき(すなわち、自分が死に面したとき)には、記憶の混濁は見られない。あくまで、お兄ちゃんであるオズマの死に面した第三話、そして、今回のような状況下で、記憶の混濁が見られる。

 たった三つのサンプルでブレラがランカの兄であると断定するのは多少早計とは思いますが、であればこそ、今回ブレラがランカを助けるシーンが生き、かつランカの兄への切実な思いが見えてくるわけで、もうそれでイイじゃん(笑)。



「歌って、そもそも人から人へ、口伝えに伝えられるものなんだって」(ランカ・リー)

 となると、やっぱりランカのアイモも誰かから伝えられた物なんだろうか。ブレラがランカの兄だとしても、彼が現行最新鋭機のVF-25よりも新しいVF-27に乗っている理由とか、よくわからないんですよね。ギャラクシーは技術が発展しているから、戦闘機もより先を行っているし、身体をサイボーグにもできるってことなんだろうか。レオン三島に謎の男が渡した結晶も、ギャラクシーにあった(んだよね?)シェリルのイヤリングに酷似していますし、意外とギャラクシーがすべての中心なんだろうか。



「因縁か。おまえがドクター・マオの役をやることになるなんてな」(オズマ・リー)

『マクロスゼロ』を見ていないから、うまく意味が捉えられないシーンなのかなと思ったんですが、そうでもないようなので、安心しました。この台詞を見る限り、マオはマヤン島から出ていくことができるのかな? 『マクロスゼロ』、見るのが楽しみです。

→マクロスゼロ(今回のエピソードを見ては、無視できません)

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ライオン


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