「契約者は夢を見ないし、花粉症にもかからない」(黒<ヘイ>)

 TV未放送、DVD最終巻収録の第26話「桜の花の満開の下」の感想です。この懐の広さがダーカーだよなぁ。以下、第25話で明かされるネタバレがあるので、ご注意を。



 DVDは買い続けていたけれど、観ていなかったので、実に半年ぶりのダーカーでした。もう、とにかく懐かしかった。黒<ヘイ>や銀<イン>、黄<ホァン>や猫<マオ>、彼らの元気な姿を見るだけで、幸せです。やっぱり、黒<ヘイ>チーム、イイわぁ。



 大塚真由が同人好きだったり、松本さんが実は文学青年だったり、斉藤さんが思わず未咲さんに告白してたり、と、本編ではあまり描かれなかった公安四課の面々が、生き生きと描かれていて良かったです。

 これを観ていると、第二期がもしあるなら、彼らが契約者を追う日々を描くというのも、全然アリだと思う。少なくとも、僕はめちゃくちゃ楽しめると思うなぁ。



 そして、ラストの黒<ヘイ>のくしゃみが技ありだった。この辺り、やっぱり大西信介さんだなぁ、と思ったよ。本編の感想でも書いているとおり、黒<ヘイ>は、「人間」の側面と「契約者」の側面を併せ持った男として描かれていたんだけど、それがあのシーンに集約されているわけですよ。

 つまり、黒<ヘイ>はある意味「契約者」でもあり「人間」でもあるから、(契約者には影響がない)副作用の記憶消去は免れたけれど、(契約者がかからないはずの)花粉症にはかかってしまうという。

 そんなわけで、黒<ヘイ>の中にある二重性をワンアクションで描いたのが、あのくしゃみのシーンというわけです。

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DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 劇伴





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