▼「機動戦士ガンダム00/』第24話終わりなき詩/感想」更新。
▼何も言わないといいましたが、申し訳ありません。しばしの暴言、お許しください。というわけで、よせばいいのに『キミキス pure rouge』第24話「……and meet again」見てしまいました。最終話にして、今までのエピソードをすべて否定する展開に怒りを通り越して、笑いがこみ上げてきた。感動など微塵もなく、何がこうなってこうなるのか意味不明。いえ、作中の伏線についてはわかりますが、制作者の中でこういう展開にした意図が理解不能。いったい誰をターゲットにした作品だったのか、何を伝えたい作品だったのか、わかりません(信じても裏切られるだけだから、信じても無駄ってお話なの?)。この作品は純愛と唄ってなかったか? 何? これって、僕が他の作品には例を見ないほど、特定のキャラクターに入れ込んでいるから不満に思うんでしょうか? どんな物語であっても、自分は良いところを掬い出せる、楽しめると思っていましたが、今日はその自信を完膚無きまでに粉砕された感じです。もうね、「摩央姉ちゃんを二度と泣かせない! 傷つけない!」みたいなことを真田光一くんが言い出したときには笑ってしまいましたよ。あっそう、星乃さんは泣かせても良いんだ? 傷つけても全然OK? 自分がいないところで泣いていても知りません、そういうことですか、と。何というか、自分とは何ら共感するところがない方が書かれた作品だったんだなぁ、ということに、遅まきながら気がつきました。そういうわけで、今後は監督のカサヰケンイチさん、シリーズ構成の土屋理敬さんが携わる作品を決して見ないことにします(共感できないでしょうし)。ただ、今回この作品を反面教師にして、自分の創作活動に生かしていきたいと思います。つまりは、魂のこもっていない作品など書かないということです。たとえ稚拙であろうとも、全身全霊「愛」を込めて書き上げたいと思います。
コメント
恋愛は皆を幸せにするものじゃなくて、誰か一人特定の人を選ぶ事で傷つけたりする事もある。そういうリアルな恋愛を描いた作品がキミキスだったんだと、僕は思いながら最終話まで観てましたよ。
特定のキャラクターに思い入れがある人には厳しい作品かもしれませんが、三角関係を描いて一つの恋愛を成就させる物語は恋愛モノの王道中の王道なんで、ゲームから離れた一つの作品として成立させるにはベストな選択肢だったと思います。
ただ、その選択は新規開拓層には良くても、すでにファンがついているキャラクターでやるにはリスクが大きかったかもしれませんね。
カサヰ監督はアニメ版「のだめカンタービレ」で素晴らしい采配をしているので、見放さないでやって下さい。
>ケイタロウさん
ケイタロウさんがいうような、誰もが幸せになるわけじゃないリアルな恋愛を描こうとしたというのはわかるんですが、果たしてそれがうまくいっているのかといわれると、どうなんだ?と思ってしまいます。
誰かに促されなければ気づかないようなことが「嘘」なのか。これまで二十三話(少なくとも二十話近く)をかけて描いてきた真田の星乃さんへの想いは全部「嘘でしたー」で済まされることなのか。いずれにしても、真田光一が僕の中で史上最悪な男であることは変わりません。これがリアルな男の姿といわれたら、自分の性を投げ出したくなりますよ(笑)。
今やっている『true tears』みたいにそれぞれの気持ちとその葛藤なんかを丁寧に描いていてくれたら、三角関係から一つの恋愛へ、といわれても、納得できますが、これは決してそうじゃない。純粋に真田くんを想っていた星乃さんが救われなくて、場を引っかき回してた摩央姉ちゃんが救われるというのは、ファン心理を抜きにしても、そう納得できるものじゃないと思いますよ。
いえ、今の僕が冷静な判断力と客観性を失っているのは、否定できませんが。僕は、恋愛ものっていうのはやっぱり読者や視聴者に自分も恋してみたいドキドキしたいと思わせないとダメなんじゃないかなぁ、と思っているので、どうしてもこの作品は肯定できません。
カサヰ監督や土屋さんの作品を見ないというのはイイ作品がないという意味ではなく、別の作品で良いのがあれば、どうしてこれではちゃんとやってくれなかったんだ、と思ってしまうからです。自分の平常心を守るために過ぎません。
全く見てないのに、失礼します(笑)。かもめさんがあまりに熱いので、ちょっと気になってしまいました。
大好きな作品だと、余計に辛いですよね。 リンク先の声優さんたちのコメントを見ると、演者さん側にも戸惑いが隠せないような印象を受けましたし、多分、同じように思われる方が多いんだろうな、と勝手な想像をしてしまいました。
それよりも。
>魂のこもっていない作品など書かない
この心意気に感動です。 頑張って下さい!!
>りるさん
すみません、りるさんにもご迷惑をかけてしまって。ホント自分でも意外なほど感情的になっているんですが、好きだったんだろうなぁ>キミキス。
もちろん僕の感想がすべてというつもりはないんですが、今回は堪えました。公式HPのインタビューのお話ですが、星乃結美役の小清水亜美さんの「何も言葉がありません」というコメントが痛すぎます。この役にどれだけ入れ込んでいたかはわからないんですが、ホントに。・゚・(ノД`)・゚・。
創作は、多分ものすごく下手だと思いますが、「愛」だけは負けません(笑)。
光一の持っていたものがただ「星乃さんかわいいな」というだけの思いならここまでならなかったでしょうが、本気で「好き」でしたからね。
だからタチが悪い。
感情に任せてSSを書き下ろしたので、後ほど怒りのTBしておきます。
書いてて結美が不憫でなりませんでした。
>ほし乃さん
ホント「好き」だったと思うんですけどね。もう少しうまく星乃さん→摩央姉ちゃんを描いてくれたら、別に文句は言わないんですが、あれは……(苦笑)。
ほし乃さんの追悼SSは良かったですよ。せめてあれぐらい星乃さんのその後を書いてくれたら良かったのに。・゚・(ノД`)・゚・。
かもめさん、読み込みが浅かったようで前のコメントは申し訳ありませんでした。
「true tears」は全く観ていないので例に出されてもよくわからないんですけれども、後でよくよく思い返してみるに、光一の変遷は確かに星乃さんと摩央姉ちゃんの間の葛藤もへったくれもなかったなぁという事に思い至りました(遅すぎ)。
二見さん好きが高じて、フィルターがかかりすぎていたのかもしれません。
>ケイタロウさん
いえいえ、どのように感じるかは個々の自由ですから、僕の意見を押しつけるつもりはないんですよ? あくまで「僕はこう考える」というだけで、そんなに気にしないでくださいな。
真田くんが摩央姉ちゃんを気にかけていたことはわかるんです。それがどうして星乃さんへの気持ちを凌駕することになったのかさっぱりわからないというお話でしたね。見ていて、ズッコケましたよ(苦笑)。えーっ、みたいな。
二見さんと相原一輝に関しては、文句なしで良かったと思います。