いくつかのバッドエンドを経て、鳴海ルート「indefinite integrals」を攻略。すると、「∫ルート解放」とのメッセージが。えっ、錬丸ルートはあれで良かったの?


 このルートは面白かった。曲がりなりにも、「第弐エクリプス計画」を阻止しますし、十分に楽しめましたよ。最後の迷宮でどうするんだよ、とか普通に焦ってたら、すでにヒントが出ていたよ、という展開にびっくりしました。霧寺、実は良いやつなのか? てか、シスコン?

 いろいろな情報も出てきてようやく色々とわかった感じ。それでも、やっぱり全体の構造はわからないんですが(苦笑)。



 とりあえず、冒頭のミュウ救出劇の誤解は、(日付についてはまだ考察の余地があるけれど)「場所」で良いのかな? 錬丸が向かったのはホテル「グランティス」で、鳴海が向かったのは「インテグラル・タワー」だったと。そういえば、鳴海のインテグラル内での描写はなかったですね。それに、そう考えれば、ラストはどちらも最初の場所で終わっているということになり、構成的にも良さげです。

 この場合、日付が同じだったら、霧寺、ミュウ、チサトが同時に存在することになるので、やっぱりずれているのかな。錬丸ルートでマイナが送信したメッセージがこっち(鳴海ルート)で届いていたので、こちらの方が未来の話ということになるのか。この辺りはよくわかりません。



 錬丸ルートで、ミュウやその兄(霧寺冥?)を連れて逃げている女性が鳴海(というかマイナ?)に似てるなぁ、と思ったら……、そのまま鳴海でした(笑)。

 これで、つまり鳴海、ミュウ、そして、霧寺は、真稲家の姉弟ということで良いのかな。となると、やっぱりマイナは……。あの異常にイイ記憶力とか、CPS(サイクロペディア症候群)としか思えないしなぁ。でも、そうなると、やっぱりわけがわからないし、うーん。



 あと、謎といえば、鳴海ルートでは「第弐エクリプス計画」が阻止されますが、錬丸ルートだと実行されているんですよね。これって、どういうこと?

 そもそも、リミナリティのスパイであるはずの真琴の行動もよくわからないし。なぜ彼女は錬丸たちを一度助ける必要が会ったんだ? 錬丸ルートをやっただけでは、真琴が錬丸たちを殺す理由がわからなかったけれど、鳴海ルートでその理由はわかった。

 となると、なぜ最初に助けたのかという話ですよね。何気に、これって霧寺冥(Ψクリミナル)とリミナリティが敵対しているということなのか?



 そして、何よりホテル「rev.」から発見された錬丸は、僕らの知っている錬丸だったのか? 絵が下手すぎて、わからないよ(苦笑)。最初生首が浮いているのかと思ったし。

 真琴の言葉を信じるなら、この錬丸は「味方」ですが……、これって、真琴の味方――リミナリティの傀儡――ということになるのか。エクリプシーということだから、「錬丸」を演じさせられていたということも十分に考えられる。あるいは、こいつがリミナリティの黒幕?



 あまりにわからないので、頭が混乱していますが、これがきれいに整頓されると、良いカタルシスを得られそう。そんなわけで、∫ルート行ってきます。

→PS2版