「あなたに近づこうとどれだけ筆を走らせたのか 全然知らないでしょう? 連城…由紀人さん…」(千倉名央@初恋限定。)

 ちょっと時間がないので、今週は『初恋限定。』だけ。あとで他の作品の感想も書くかもしれませんが。


■初恋限定。(ハツコイリミテッド)

 千倉さん可愛いよ千倉さん。

 ……というわけで、今週から三回は千倉さんの初恋話。だけど、冒頭ですでに、その恋は叶わない、そもそも始まりもしないと書いてあるので、切ないです。てか、すでに、連城先輩と一緒に完成させられなかった絵を、涙を流しながらも完成させようとする千倉さんの姿に、泣けてきます。

 相手は、美術部のOBで、千倉さんがずっとその人の絵に憧れていたそうな。扉絵の次の困ったような表情も良いですが、美術室に来た男の人が、憧れの(絵を描いた)連城先輩だとわかって、思わず腰を抜かしてしまう千倉さんも可愛い。この後、連城先輩と一緒に絵を仕上げることになるんですが、このときの千倉さんの表情は、本当に「恋してる」って感じでホワホワします。その顔を覗き見て、思わず腰を抜かしてしまう曽我部には悪いですが、僕は千倉さんを応援しますよ。叶わないとはいってもね。がんばれ、千倉さん。

 とはいえ、男の子が女の子のためにがんばるという展開が好きな僕としては、そろそろ曽我部くんに「漢」を見せてもらいたいところ。