「まさか、狙いはこの私か!?」(レイフ・エイフマン)

 第17話「スローネ強襲」感想です。プロフェッサー。・゚・(ノД`)・゚・。


「戦争根絶」「武力による戦争の否定」というキャッチコピーで始まったダブルオーですが、本作の根幹にあるのは「命って大事だよね」みたいな、割と当たり前のものだと思っているので、今回のプロフェッサーの死(戦場に直接関係ない者の死)はかなり意外でした。これは、次回から心して視聴しなければいけないかも(次回ルイスに何か起こってしまいそうだし)。



 ソレスタルビーイングの真の目的は、何か?という感じで引っ張っていますけれど、僕はまだまだ「紛争根絶」だと信じてますよ。

 根拠としては、やっぱり第10話での王留美(ワン・リューミン)の台詞。

「イオリア・シュヘンベルグの求めた“理想”をガンダムは体現している」(王留美)

 この台詞と、アレハンドロ・コーナーの、

「ガンダムは兵器だよ。目的を遂行するため、人を殺めるために作られたものだ」(アレハンドロ・コーナー)

 という台詞が対になっていて、一方は「ガンダムは“理想”そのもの」だと主張し、他方は「ガンダムは理想を叶えるための“手段”だ」と主張しているんですよ。そして、この「ガンダムは兵器だ」という思想を体現しているのが、(アレハンドロ・コーナーが後ろで糸を引いていると思われる)ガンダムスローネ、トリニティで。となると、やっぱり、「ガンダムは理想そのもの」だと呟く王留美側にいる刹那達が、ソレスタルビーイングの本流なんじゃないかと思います。



「マイスターなのか? 奴らは本当にガンダムマイスターなのか?」(刹那・F・セイエイ)

 お互い信仰する対象は違えど、その信仰心は近しい。刹那とティエリアの共闘に向けて、一歩前進していました。 

「初めて意見が合ったな」(ティエリア・アーデ)

 ガンダムに並々ならぬ執着があり、かつマイスターに並々ならぬ希望を抱いているらしい、刹那とティエリアが、あまりにガンダムマイスターらしからぬトリニティを前にして、共鳴。これもまた、いつもは別方向を向いているベクトルが、何かの間違いで一致した、歩み寄った箇所ですよね。

「いーや、違う」(ティエリア・アーデ)

→「エクシアのパイロットはあなた?」と聞かれて、心底嫌そうなティエリア。



 アバンでハロは「情報端末」だということが明かされるんですが、スメラギさんが「スローネの情報は独立端末に」と言ったあとに、意味深にハロが映されるんですが……、独立端末ってハロ? 何ですか、ハロ大活躍の予感ですか! ……いや、でも、ハロってヴェーダと繋がってますよね?



「ダリル、俺達はフラッグファイターだ。矜持を見せろよ」(ハワード・メイスン)

 前回の「凄腕パイロットを殺りゃあ楽になる」という言葉通りに、空中変形を見せた凄腕パイロット、ハワードを殺るミハエル。PS2辺りでゲームがでたら、ダリルをパイロット、機体をフラッグにして、仕返しをすることにしました。



「もう沙慈ったら気にしすぎ。でも、そういう沙慈がいいよ」(ルイス・ハレヴィ)

 前々回だったか、刹那達が絶体絶命の危機の中、のんきに明日の試験について悩んでいた沙慈とルイスですが、ついに……。あの箇所は、世界のどこかで戦争が起こっていても、平和な所は平和、という意味での描写というよりは、戦争についてあれやこれやと考えることは大切だけど、別に優先しなくちゃいけない、大切なことってあるよね、という意味で受け取りました。「僕は戦争のことをちゃんと考えてるんだ!」とかいって、翌日の試験勉強しないとかダメだよ、っていう感じ。

→DVD(今夏から、Blu-ray Discでのリリースが決まっているので、あまり急ぐ必要はないかも)

機動戦士ガンダム00 3





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