「ヴェーダの計画プランにあんな機体は存在しない! 何なんだ、あのガンダムは!?」(ティエリア・アーデ)

 第16話「トリニティ」の感想です。スメラギさんやヴェーダにとってのイレギュラー、ガンダムスローネの登場で、これまで予測され、計画されていた「世界」の崩壊が始まったなぁ、という感じの一話。まさに第二幕の始まり。


 新OPで、ティエリアがどうして地球を背に戦っているのか(地上人側にいるのか)不思議でならなかったけれど、トリニティやガンダムスローネの存在がヴェーダの計画にはなかったから、ヴェーダ至上主義のティエリアとしては、彼らと袂を分かつしかないのか、という感じで納得しました。やっぱり、ティエリア、面白い子だよね(笑)。まあ、本当にヴェーダの計画に彼らがいなかったのかは、疑問ではありますが……、アレハンドロ・コーナーがあからさまに「黒幕は私ですよ」という顔でいらっしゃるので(苦笑)、きっと本来の計画にはなかったものなんでしょうね。



「ありゃあ、あれか。昔に流行った無抵抗主義ってやつか?」(ミハエル・トリニティ)

 前回、三陣営によって、地上に引きずり降ろされた刹那達ですが、今回は監視者やトリニティの批判によって、落とされます。そこはかとなく、刹那達を見下した感のあるヨハンとか。刹那達を救出する際にも、彼らを見下ろしているガンダムスローネとか。「地上−天上」の構図は、本当に徹底しているなぁ、という感じです。

 ガンダムマイスターの再評価ということで、これまでのおさらい、一種の総集編っぽい体裁を帯びてきた後半でしたが、もうなんかすごく感慨深かったよ。本作の帰結ポイントだと予測される第五話の人命救助とか第十三話の非武装行進とか、今見てもグッと来ます。

 だからこそ、それを無下にするトリニティは、刹那達の「敵」という以前に、僕の「敵」(笑)。トリニティというか、ガンダムスローネの本格的なお披露目は次回という感じですが、彼らの理念が刹那達と相反しているというのは、今回だけでも十分と伝わってきましたね。非武装で降り立ったアザディスタンでの一見を指して、ミハエルが「何のためにガンダム乗ってんだよ」とか言ってしまうのは、まさにトリニティが「兵器」としてのガンダムを体現しているからでしょう。

「では、挨拶といこうじゃないか。ガンダムマイスター同士」(ヨハン・トリニティ)



■今週のマリナ・イスマイールさん

 前回、あれだけ意味深な台詞を言っといて、出番なし(回想のみ)。マリナさん(;´Д`)

→DVD(今夏から、Blu-ray Discでのリリースが決まっているので、あまり急ぐ必要はないかも)

機動戦士ガンダム00 3





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