
一歩を踏み出すことができた真田くん、甲斐くんに対して、なあなあで一歩が踏み出せない相原くんの格好悪さがひときわ目立った第04話「step in」の感想です↓。
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■水澤−甲斐side
ラブレターで思いを伝えるという方法が好きじゃないという摩央姉ちゃんに、謀ったように直接デートの誘いをする甲斐くん。見た目ちょっと近づきがたいけれど、バイトに熱心に取り組むなど普通に健全な男の子です。話をするために脚本の手伝いをしてもらおうとするやつとか、話がしたいけれど空回りしてヘンなこと聞いちゃうやつとかと比べると、その印象は何倍にもなります。とはいえ、今回の「俺に付き合ってくれないか」っていうのは、デートの誘いというよりはコンサートをするから聞きに来ないか程度のものなんだろうなぁ。
原作ゲームで保健室をテリトリーにしている摩央姉ちゃんと、摩央姉ちゃんほどではないにしろ割と保健室にいる二見さんを邂逅させたのは良かったです。そこで交わされる会話も当然良かったですが、やっぱりそういう絡みを描こうとしてくれたことが良い。これは俄然「花壇」を媒介にした星乃さんと祇条さんの出会いに期待したいなぁ。
■二見−相原side(改め咲野−相原side?)
割と事情がシリアスな二見さん、咲野さんに対して、おちゃらけた相原がどこまで対抗できるのか……、不安になってきた(苦笑)。なんだかんだ言って、ちゃんと進展させている真田くんと比べて、相原のダメ男っぷりが目立ちます。いや、ホント相原ダメすぎだろ。まあ、百円で買収される男だからなぁ(苦笑)。
さて、ここまで彼を落としといて、再浮上はいつになるのか。そろそろ、ちょっと格好良いとこみせようぜ、相原!
■星乃−真田side
原作ゲーム以外で星乃さんのエピソードを描こうとすると、誰もが映画やら演劇やらを描こうとするのは仕様でしょうか。これ、ゲームのエピソードではそういう要素が欠片もないので(その代わりチアリーディングという要素がある)、ちょっと意外な感じがします。関連商品をほぼ押さえているキミキスファンとしては、もう何度も見たしなぁ、という感じでもあるんですが、アニメでは真田くんに何かしら物語に対する痛切な思いを感じなくもないので、やっぱり期待したいトコロ。
そして、今回柊くんから「学園祭」というキーワードが出たので、やっぱり星乃さんの「あの話」もやるんだろうなぁ、と。アニメではまだ「あの話」が浮上していないはずなので、星乃さんは順調に真田くんとの関係を築けているわけですが、それも「あの話」が浮上すれば一区切り。そして、そこから一度離れて、新たに二人がもうワンステップ進んだ関係になるのが、やっぱり今から楽しみですよね。その辺りを描きたいために、一学期から物語を始めているんでしょうし。
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そんなわけで、そろそろ三組の進捗度に開きが出てきた第四話「step in」の感想でしたー。今週は突っ込めなかったので突っ込みポイントはお休み。
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