ベルベット救出から「ティトレルの指環」がオーダインに渡るまで。

 第三章からぐっと面白くなってきました。やっぱり定められた道からいかに外れていくのかというのは、燃える(萌えるに非ず)。「ペルソナ3フェス」に浮気しようかなぁとも思いましたが、やはりこちら優先で。章立てされているので、感想も書きやすくて良い感じですよ。

 皆さんも、プレイ日記を書いてみてはどうでしょうか。


 オレのアイデンティティは「裏切り」だ! を地でいくと思われたブリガン将軍が、なんと造反の計画をグウェンドリンに話しただけでやられるという、「とんだ噛ませ犬だな! ブリガン!」と後世の人が嘆きそうな展開でした。
 いや、一応第四章で復活したのだけど、またグウェンドリンにやられるという、雑魚キャラのテンプレートに則るような展開。もはやキング・オブ・雑魚キャラクターという汚名をほしいままにしています(笑)。

 冥界の女王も、もう少しマシな人間を使役した方が良いと思うけどなぁ。まあ、あれではきっと、男しか引っ掛かられないんだと思いますが。



 あくまでも利己的にグウェンドリンを愛するオーダインと、君の笑顔が見たかったんだといい、純粋な好意を寄せるオズワルド。オーダインのそれは自分の求める愛とは違うものだと気づいたグウェンドリンは、王の元を去る……というのが普通に泣ける。

 ベルベットを助けたのだって、お父様のため、「ティトレルの指環」を届けたのだって、お父様のため、されど、最後に選んだのはオズワルドというグウェンドリン。男を愛することを知らないワルキューレの、いわば「初恋」ですね。

 グウェンドリンはワルキューレに新しい生き方を掲示すると前回の感想に書きましたが、こんなにも早くこの展開がやってくるとは正直思わなかった。だからこそ、この「初恋」は叶わないものなんだろうなぁ、と。



 オーダインはあくまで利己的にグウェンドリンを愛したと上では書きましたが、ベルベットやバレンタイン王女ほどではないにしろ、グウェンドリンを愛していたことは確かだと思います。その証拠に、オーダインはグウェンドリンに魔法をかけていません……よね?(と解釈しても良いかと思うんですが、どうでしょう?)

 オーダインがオズワルドと取引し、やがてグウェンドリンの手に渡る「ティトレルの指環」を回収しようと考え、それを手柄にグウェンドリンの王位復活を考えていたのなら、魔法はかけないはず。
 まあ、これはグウェンドリンの選択もまた魔法に左右されたものではないという強調の部分も含まれているのだと思いますが。